こんな疑問におこたえします。
・住宅見学会でどこを見ればいいかわかる
・各メーカーのちがいがわかって選びやすくなる
・良い家を建ててる会社かどうか、判断ができるようになる
わたしは設計士として、たくさんのお家をみてきました。
また自身の家づくりも経験して、「本当に良い家を建てている会社」の共通点がわかりました。
新築のお家で、良い家かどうか、判断できるポイントをお話します。
住宅見学会でどこを見るべきか?
良いハウスメーカーか判断するために、住宅見学会では
・体感
・提案力
・施工性
の3つのポイントを見てみましょう。
どうやってたしかめるのか、お話していきますね。
住宅見学会で見るべきポイント①:体感
✔ 家に入ったとき・収納扉をあけたときの「におい」
・ツーンと鼻をつく「におい」
・「あ、新築だ」と感じる「におい」
・とくになにも感じない
・木や漆喰の「におい」
✔ 音の「聞こえ方」「響き方」
・反響して耳ざわり
・外の車、電車、飛行機の音が大きく聞こえる
・他の音がジャマして、大きい声で話さないといけない
(参考文献:「病気にならない家」6つのルール/上郡清政著/ベストセラーズ)
✔ 部屋同士の「温度ムラ」
・「LDK」と、「その他の場所」に温度差を感じる
・1Fと2Fで温度差を感じる
・足元が冷える
・頭があつくてボーッとする
✔ 快適で心地いいか
・喉や肌がカサカサする
・ジメジメする
・頭がいたくなる
・くらくらする
・深呼吸して空気がおいしい
・眠くなる
・お肌にふれる空気がちょうどいい
・座りたくなる
・質感がきもちいい
住宅見学会で見るべきポイント②:提案力
✔ 「土地のネック」と「それをどう解決したか」を聞く
✔ 「施主のこだわりポイント」と「それをどう実現したか」を聞く
✔ 「お庭の使い方」を聞く
・人どおりや交通量が気にならないようにしている
・玄関をあけても家の中がみえないように工夫している
・畑やデッキなど、室内とお庭をつなげた、楽しい暮らし方が提案されている
・ゴミや洗濯物など、「生活感がでるお庭」、家族だけの「メインの庭」、街のための「魅せる庭」をうまくわけてる
✔ 外観とお庭が、まわりの雰囲気となじんでいるか見る
・遠くから見て、建物が悪めだちしている
・土地にただ家がたっている感じがする
・家の前を歩いた時に、圧迫感やイヤな感じがする
・いい意味でパッと目をひく
・外からじっくり眺めたくなる
・「いい人が住んでそうだな」という印象がある
・前をあるく人に配慮して、木などでやさしく家と街をつなげている
・まわりのお家や、風景になじんでいる
住宅見学会で見るべきポイント③:施工性
✔ クロスの貼り方・塗壁のきわ
・クロスとクロスの継ぎ目が目につく
・壁、床、天井の「きわ」がはがれそうになっていたり、曲がっている
・塗り壁で、床、天井の「きわ」が曲がっていたり、汚れがついている
✔ ケーシングや窓枠のとりあい
・窓やドアの「縦の枠」と「横の枠」にすきまがある
・巾木の角にすきまがある
✔ 収納の中
・すきまがある
・雑な印象がある
住宅見学会では、「体感」「提案力」「施工性」を見よう!
住宅見学会で、良いハウスメーカーをみぬくためには、
・快適で心地いいか
・施主の希望以上の提案力があるか
・丁寧につくられているか
の3つのポイントを見てみましょう。
覚えておいてほしいのは、気になるハウスメーカーの住宅見学会には、何回も行きましょう。
↓良い住宅会社を選ぶためのコツをまとめました♪迷っている方はご一読ください(*^^*)