こんにちは!当ブログの管理人、さち(@yutakataLife)です。
自己紹介のページです。「しゃーない読んだるか!」という心やさしいお方は、スクロールしてやってください。
さちのプロフィールをさくっと紹介!
○1991年うまれ
○奈良育ち、自然が好き
○元役者
○工務店の設計士
○2児を子育て中
○夫婦で設計して家を建てた
○新築の造作とお庭すべてのDIYにチャレンジ
○ついに家のメンテナンスにまで手を出したマイホームオタク
子育てママであり、設計士です
昔から建物が好きで、家のチラシをポストからとってきては、「自分だったらこうする~」と手をうごかしたり、展示場につれていってもらっていました。
いまは工務店で設計士として働きながら、2人の子どもを育てています。
2019年に、夫とともに設計をして、家を建てました。
ブログをはじめるまでのお話
「なんで設計士がブログやるようになったの?」ということについてお話します。
役者になりたかったが、挫折
実は高校卒業後、役者にあこがれて上京したものの、いくら舞台にでてもお金にならず、バイトの日々でした。
そして、精神的におちつかない毎日がイヤで挫折。
わたしの人生には「お金になる好きなこと」が必要でした。
そういえば「建築」が好きだったと思い出す
子どものころから、建物が好きなことを、あたりまえすぎて忘れていました。
建築士の父から「むいてると思うで」という言葉にまんまとのせられ、建築の学校にいき、設計士の資格をとり、今の工務店に就職します。
結婚して母になる
工務店でであった同期と付きあって3ヶ月めに、なんと子どもをさずかり、そのまま結婚することに。
ひとりが好きで、結婚も考えてなかったので、バタバタと大きく人生がかわりました。
正直、住むところはどうでもよかった
じつは、はじめから「一軒家にすみたい!」と夢があったわけではありません。
正直、「住むなんてどこでも一緒、賃貸のほうが自由~」と思ってました。
あくまで、「家を考えること」が好きだっただけなんです。
家で、人は幸せなるのだと気づく
そんなわたしを変えたのが、今の工務店のお客様たち。
家づくりを通して、暮らしが豊かになっていく様子、幸せそうに笑いあう顔をみていると、「家は人生を豊かにしてくれるんだ…わたしもそんな家に住みたいなぁ」と感じました。
そして、自分の家を考えはじめるようになります。
家は、人を不幸にすることにも気づく
うちの工務店に来る方の中で「もっと早くこのお家にであっていれば…」と後悔の言葉をよく聞きます。
そんな方たちは、勢いで新築を建てたものの、不満ばかりの家になってしまっているようでした。
「そうか、家ならなんでもいいわけじゃない…人を不幸にすることもあるんだ」と、心がズキズキした記憶があります。
設計士は、お客様の人生を背負う、とても大きな責任があると知ります。
施主になって「もっと早く知りたかった!」がたくさん
いよいよ自分が建てる側になりました。
ですが「設計士だから大丈夫」ではなかったんです。
「もっと早く知っておけば…」と感じることの連続でした。
ここではじめて、「いい家を建てるには、設計以外のはば広い知識と、夫婦の話しあいが、かなり必要」だと知ったんです。
設計士であり、家を建てた2児のママの視点が家づくりのヒントに?
設計士は、お家をかんがえるプロ。
でも、心から満足できるお家をたてるためには、色んな視点が必要。
子育てママで、共働きで、家づくりを経験した立場だからこそ、伝えられることがあるかもしれない。
そんな思いで、このブログをはじめました。
実は、マイホームは建てた後の方が大事だった
マイホームのメンテナンスに目覚める
じつは私の勤めている住宅会社は、自社で全てのお客様のお家を、20年間以上メンテナンスするんです。
そこで、施主が丁寧にお手入れをしてきたお家と、そうでないお家のちがい実感して、ゾッとしました。
せっかく家を建てたんだから、長持ちさせたい!年をとるほど味の出る家にしたい!という思いから、新築早々に、自分でマイホームのメンテナンスを始めます。
大切にしたいのに、お手入れの仕方がわからない
ですが、家のお手入れ方法を調べても、なかなか答えが見つからないんです。
それもそのはず、「建てた後の発信をしているプロ」がほとんどいない。
もしかしたら、「マイホームを大切にしたいのに、やり方がわからない施主」はたくさんいるのかも…と気づきます。
時短で楽にできるメンテナンス方法をあみだす
幸い、メンテナンスをする住宅会社に勤めていたので、メンテナンス方法や、自然素材のあつかい方は、知ることができました。
ですが、わが家は共働き&2児の子育て中…とにかく時間がない!
その中でもなんとか時間を見つけて、マイホームでメンテナンスを試し、時短で楽にできる方法をあみだしてきました。
すると、みるみるお家がステキになっていくんです。手を入れた分だけ応えてくれるマイホームに愛着が深まっていきます。
快適に暮らす工夫も必要だった
わが家も、新築してから「西日がきつい!」「ここに収納棚がほしい!」ということ、結構ありました(-_-;)
「もっとこうしておけば…」と、けっこう引きずる時期も。
それを解決してくれたのが、DIY。
「家づくりに失敗は許されない!」と思ってたけど、実は、建ててからの工夫でなんとかなるんだなぁと実感。
建てた後も楽しさを続けるには、家遊びが大事だった
新築に住み始めたころは、「なんて幸せなんだー!」とハイになるもの。
そして、3年もすれば慣れてしまって、あたりまえになるんですよね。
それどころか、「ここが使いにくい…」と不満ばかり目につき始めることも…(-_-;)
それを食い止めてくれたのが、DIY、ガーデニング、家具、薪ストーブ…
「もっと過ごしやすくなった!」「楽しくなった」が年々深まっています。
実は、家って「建てた後にどう楽しむのか」という視点も、豊かさにはすごく大切なのだと実感しました。
私がこのブログを書く意味
「マイホームの理想はあるけど、どう形にすればいいの?」
そんなときに、道筋が見つかれば。
新築の引き渡し後、「あれ、気軽にお家の相談ができるプロがいない!?」
そんなときに、このサイトが解決のヒントになれば。
「新築ってこんなもんかぁ」となれてきた…
そんなときに、マイホームがもっと豊かになるきっかけが見つかれば。
「思ったより快適じゃなかった…」
そんなときに、ちょっとした工夫でもっと快適にできれば。
このブログの夢は、「お家が大好き!」という人が増えることです。
住む人に愛されている家は、なんとなく優しい雰囲気がただよっています。
私は、家が醸し出す、長年愛されてきた表情がとても好きなのです。
このサイトが、あなたの家づくりをもっとよくするきっかけになれば、マイホームの新しい楽しみを見出すきっかけになれば、とっても嬉しいです。
ただ、暮らすだけで幸せ、と感じられる家を。
「せまいんじゃない…?」「寒そう…」と他人からみたらつっこみどころ満載!?でもわたしたちにはピッタリのお家です。
youtubeでひそかに、さちの家をルームツアー