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こんな疑問におこたえします。
初心者でもウッドロングエコが塗れるようになる♪
塗るときの注意点がわかって失敗しらず♪
塗った後の経年変化、カビ、シロアリ、塗りムラの様子が見られてイメージがつきやすい♪
私は、設計士であり、家を建てた2児のママです。
そして、DIYした薪棚にウッドロングエコを塗りました。
といっても、塗装はまったくの素人で、おまけにずぼらな私。
それでもパパッと簡単に塗れました♪
設計士としてもオススメなウッドロングエコではありますが、塗る際の注意点もいくつかあります。
この記事では、ウッドロングエコの塗り方、道具、注意点、乾かし方、塗った後の経年変化をご紹介します。
これから塗る方、塗ろうか迷ってる方にぴったりな情報をまとめました!
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ウッドロングエコを塗る前に気をつけること
ウッドロングエコで木を仕上げたい場合は
・塗る木材は新設であること
・塗る木材は乾燥材であること
・塗布部分の釘やビスは、鉄製ではなくステンレスであること
・コンクリートやモルタルには養生をすること
・風通しがよく、水はけがいいように作ること
の5つに注意してDIYしましょう。
詳しくお話ししますね。
注意①:ウッドロングエコを塗る木材は新設であること!
ウッドロングエコを塗るなら、新設の木材にかぎります。
たとえば、木のフェンスをDIYしたいなら、組み立てる前の木材にウッドロングエコを塗ろう、ということです。
逆に、すでに作って何日も外で放置してる木材には使えません。
同じように、買ってきて外で何日も保管してる木材にも使えません。
なぜなら、「腐朽菌」が木にすでについてしまってるから。
上からいくら塗っても、木に腐朽菌が入り込んで、カビが生えてしまいます。
注意②:ウッドロングエコを塗る木材は乾燥材であること!
ウッドロングエコは、グリーン材(乾いてない木)に塗ると、塗りムラがおこりやすいです。
といっても、ホームセンターで売ってる安い木材は、ほとんどグリーン材。
わが家も、グリーン材しかなかったので仕方なく塗りましたが、↓のようなムラにはなりました。

もし、塗りムラを起こしたくないなら、「建材屋」で木材を買いましょう。
もしくは、乾燥材かどうか確認してから買いましょう。
注意③:ウッドロングエコを塗る木材の釘やビスは、鉄製ではなくステンレスであること!
ウッドロングエコを塗る木には、鉄製の釘やビスはNGです。
なぜなら、錆びるから。
そして、錆びてしまうと、釘やビスの強度が落ちます。
すると、せっかく作ったものが壊れてしまい危険です。
注意④:ウッドロングエコを塗るときは、コンクリートやモルタルを養生をすること!
もしコンクリートやモルタルにウッドロングエコが垂れると、シミになります↓
画像提供:有限会社小川耕太郎∞百合子社 https://mitsurouwax.com/cont02/nurikata.html
なので、シートでガードしておきましょう。
ちなみに、ウッドロングエコが完全に乾く前に、雨に降られると、液がしたたりおちることもあります。
なので、乾くまではシートは取らないほうがいいですよ。
注意⑤:風通しがよく、水はけのいい場所に木を施工すること
ウッドロングエコは万能ではありません。
湿気や水がたまり続けるところには、カビが生えたり腐ります。
なので、ウッドデッキなら水がたまりにくいように、わずかでも傾けてつくるように。
フェンスなら、少しでも風を通すようにすきまをあけて作るよう工夫してみてくださいね。
ウッドロングエコを塗る日の決め方
ウッドロングエコを塗る最適な日は
・雨が降らない日が3日以上続く初日
・気温6℃以上の日
・湿度84%以下の日
がポイントです。
もし、塗ってるときや、完全に乾くまでに雨に降られると、ムラ&シミになって残念な仕上がりになります。
そして、寒すぎる日には、液が凍ってしまいます。
ウッドロングエコの塗り方
ウッドロングエコは
①コンクリートを養生する
②粉を水に溶かす
③刷毛で塗る
④節や木口、塗り足りていないところに2度塗りする
の4ステップでOK!
わが家は、この薪棚に塗っていきます。

ウッドロングエコを塗るときの道具
ウッドロングエコを塗るときは
・ポリバケツ(プラスチック製の容器)
・刷毛
・ウッドロングエコ
(・養生シート)
(・養生テープ)
を用意しましょう。
ウッドロングエコは、20gと100gで売っています。
まずは、塗りたいところの面積を出しましょう。
出し方はカンタン♪メジャーで縦横の長さをはかって、かけ算です。
このときに、裏面も塗るなら足し忘れないように。
あとは、㎡数にあわせてウッドロングエコのg数を決めるだけ。
ウッドロングエコは、20gなら14~18㎡、100gなら70~90㎡塗れます。
ウッドロングエコは、水を多く混ぜすぎると、効果がなくなります。
多めに買っても大丈夫♪水に溶かした液なら半年、溶かす前の粉の状態は半永久的に保存できますよ。
わが家は20gのサイズで、↓の薪棚の壁、柱、梁などの木の部分をすべて塗れました♪
↑は100gです。20gを5個買うよりお得ですね♪
広範囲に一気に塗りたい方、保存していつでも使いたい方はこちらがおすすめ。
たしかに、20g使い切ったあとに、「あ、ここ塗れてない」「あ、色むらが…」ということもありましたから…(;’∀’)
ポリバケツは↑のようなものでOK。取っ手付きが使いやすいです。
これ実はDIYで塗装するときはもちろん、木材のカビ落としをするときも大活躍なんですよね。
1つもっておくのがおすすめです。
刷毛は、↑のようにサイズがそれぞれ違うものがあれば、キレイに塗れますよ。
ご覧ください、この雑な塗り方を…↓

これ、1種類の大きい刷毛で塗った結果です。すみっこ全然塗れてないですね(;’∀’)
もし養生するなら↑のような「マスカー」がおすすめ。
シートにはじめからテープが合体してるので、すぐに貼れます♪
↑のような「屋外用」を選ぶのがポイントですよ。
室内用だと接着面によってはくっつかないので…
養生するなら↑のような養生テープもお忘れなく。
マスカーには片側にしかテープがついていないので、風でバタバタします。
垂れた液が舞う、悲惨なことになるので、反対側もしっかりとめましょう。
こちらも「屋外用」がポイントですよ!
ウッドロングエコの塗り方①:養生する
養生は、ウッドロングエコが垂れそう、かつ、シミにしたくないコンクリートがある場合です。
画像提供:有限会社小川耕太郎∞百合子社 https://mitsurouwax.com/cont02/nurikata.html
↑は、ウッドロングエコが乾く前に雨に降られた様子です。
ウッドロングエコが流れて基礎にシミをつくってます。
わが家は足元で目立たないし、面倒くさいので養生はしませんでした。
なので、別塗料を塗ったときの養生方法をお見せします。
マスカーを引き出して、↑のように「汚したくないところ」の端っこに貼ります。
そして、シートをめいっぱい引き出して、反対側を養生テープでとめます。
養生は雑でOK!とにかく、汚したくないところが隠れればいいんです。
このマスカーと養生テープは使い捨てです。

ウッドロングエコの塗り方②:粉を水に溶かす
つぎに、ウッドロングエコの粉をポリバケツに入れて、分量の水で溶かします。

粉20gなら3.8L、粉100gなら19Lのお水です。
このとき、バケツにきちんと水が入りきる量か確認!
入らなければ、何回かにわけて液を作ってくださいね。
それから、粉は半永久的に保存できるので、余計な分は全部とかさないのがおすすめ。
溶かしちゃうと、余った液は、半年しかもちません
ウッドロングエコの塗り方③:刷毛で塗る
それでは、ウッドロングエコを塗っていきましょう!
刷毛に液をつけたら、ポリバケツで液をしっかりきりましょう。
けっこうボタボタと落ちるはずです。
ボタボタのまま塗ると、木にしみこむ前にダラ~っと液が流れてうまくいきません。
コツは、「思ったよりも薄く塗ること」です。
それから、木口や節はなかなか染み込みにくいので、刷毛をこまかくシャカシャカ動かしましょう。
ウッドロングエコの塗り方④:2度塗りする
一通り塗れたら、塗ったところを見返してみましょう。
きっと、「あ、あそこ塗れてない!」と一目でわかります!
塗れてないところ、ムラがあるところ、木口、節をもう一度塗っていきます。
「二度塗り」といっても、もう一回全体を塗らなくてもOKですよ。

お疲れさまです!完成(*’▽’)
ウッドロングエコの片づけ方
それでは、ウッドロングエコを片づけましょう。
といっても、特別な溶剤はいりません。
お湯と石けんで、刷毛や手、容器をあらって干すだけ。なんて簡単!
もし粉が余ったら、半永久的に保存可能です。
液が余った場合は、ペットボトルにつめるなり、バケツにラップをするなりして、冷暗所で保管しましょう。半年以内に使ってくださいね。
ウッドロングエコの乾燥のさせ方
ウッドロングエコが完全に乾くのには、
晴天で3日間
といわれています。
その間に雨に降られたり、朝露が垂れたり、泥がはねかえったり…とにかく水に濡れないよう注意です。
どうしても濡れそうなら、養生しましょう。
ブルーシートで上から覆って、とばされないようにしておいてくださいね。
ウッドロングエコが乾く前に水で濡れるとどうなるの?
もし乾くまでに濡れてしまうと、液が垂れてコンクリートのシミになったり、仕上がりが汚くムラになりやすいです。
なので、もし塗る前に養生をしたのであれば、ウッドロングエコが完全に乾くまで、養生はとらないようにしてくださいね。
もしウッドロングエコが乾く前に雨に降られてしまったら?
コンクリートのシミはどうにもなりません。ですが、木材は大丈夫。
ムラができたのなら、また上から塗ればOKです。
保護保持効果も、問題ないとのことです。

ウッドロングエコを塗った後の様子・経年変化
カビは?

ウッドロングエコを1月あたりに塗り、その半年後の様子です。
梅雨は、外の木材を一瞬でカビらせる時期。1週間おくだけで、ふつうはカビだらけになります。
では、ウッドロングエコを塗ったところはどうなったかというと…
カビは全く生えていません!
ですが正直、カビが生えても気にならないくらいの風合いだと思います。
塗りムラは?
塗りムラですが、柱や梁は↓のように、ほとんどありませんでした。

薪棚の壁部分は、↓のように、かなりムラがでてますね。

柱と壁でなぜ塗りムラにちがいが出たか。
それは、乾燥材とグリーン材のちがい。そして、乾ききる前に雨にうたれたからだと思います。
そう、塗りムラをおこすダブルパンチを、ずぼらな私はやってしまったわけですね(;’∀’)
ですが、こういうムラも私は好きなので放置です!(笑)
ムラが気になる方は、さらに上から塗ることで落ち着きますよ♪
シロアリは?
実は、隣家が空き家になってから、シロアリがわが家にもとんできました。
大きな被害にはならなかったのですが、お家の中に数匹入ってきてました。
こんな状況でも、ウッドロングエコをぬった薪棚には、とくに被害はありませんでした。
ウッドロングエコの経年変化が美しいと感じる理由
私は、ウッドロングエコの良さは、圧倒的な「自然さ」だと思っています。
まるで経年変化したかのような古材の雰囲気。
そして、「焼け方が自然」なんです。
例えば、外壁に木をはった場合、↓のように経年変化で焼け方にムラがでます。

なぜなら、陽のあたり方が、木1枚1枚ちがうから。
この、焼け方のムラは、「経年変化の美しさ」だと私は思っています。
そして、ウッドロングエコは紫外線をカットする効果がありません。
つまり、「塗料を塗っているのに、木が自然に焼ける」んです↓
画像:KANEKO ARCHITECT &ASSOCIATES https://kaneko-archi.com/2022/07/18/woodlong_eco/
これは、通常の塗料ではなかなか実現できないのではないかと…!
経年しても「自然さ」を見せてくれる塗料はなかなかないなぁと感じます。
あなたも、新品なのに深みが出る、ウッドロングエコを試してみてはいかがでしょうか(*’▽’)

