こんな疑問におこたえします。
・ハンガーラックの使いやすい設計方法
・イメージ図の描き方4ステップ
私は、設計士であり、家を建てた2児のママです。
そして、新築にハンガーラックをDIYしました。おかげで、片付いて物も使いやすくなりました♪
じつは、イメージがあいまいなまま作ると、「あれ…使いづらい」「物が入りきらない!」と、びみょ~な仕上がりになってしまうのがハンガーラック。
「使いやすいハンガーラック」の第一歩は、設計図を描くこと!
「設計図なんてむずかしそう」という方も大丈夫!4ステップで、初心者でもカンタンにかけちゃいます♪

ハンガーラックの高さはどう決める?設計図の描き方4ステップ
わが家は↓のようなハンガーラックをDIYしました。

↑わたしが描いた、ハンガーラックの設計図です。
この設計図をどのようなステップで描いたのかを、おはなしします。
紙とペン、メジャー、定規(三角スケール)を用意して、いっしょにかいてみましょう♪
設計方法①:収納する物をリストアップ

収納したい物をリストアップしましょう。
BOXや鏡など、サイズがはかれるものは、メジャーではかってメモしましょう。
物をリストアップすることで、使いやすい高さを考えやすくなります。
設計方法②:ざっくりとしたイメージをかく

ハンガーラックのイメージを、ざっくりとかきましょう。(↑雑でもOK)
頭の中の、「なんとなくこう作りたい」を絵にすることで、デザインがはっきり決まります。縮尺はきにしなくてOK。
①でリストアップした物たちをどう収納するのかも、考えながら描きましょう。
じつは、床から100~120cmの高さは、一番目につきやすく、出し入れもしやすいです。
なので、よく使うものや、お気に入りのグッズが並ぶようにするといいかもしれません♪
設計方法③:縮尺をきめて、DIYする場所を描く

ハンガーラックをつくる場所を、まず絵にします。
↑にDIYする場合は、

↑のように、
・カベの長さ・カベの高さ・カベ内の柱の位置(わからなければなくてもOKの)をかき、
そのあとに、・コンセント・分電盤・スイッチ・窓・ドアなどのアイテムをかきこみます。
アイテムの位置は、「床から◯cm、壁ぎわから◯cm」と、はかったうえで、かきこんでくださいね。
かくときは、しっかり縮尺をきめてかきましょう。1/20~1/30がオススメです。(定規なら1/10が描きやすいです)
設計方法④:イメージ図を縮尺どおりにかく
②でかいたイメージ図をみながら、③に縮尺どおりにかきこみます。

主に、ハンガーの高さ・幅・取り付け位置をきめていきます。
【ハンガーパイプの高さの決め方】
・上段は、床から170-190cmの高さ(自身の身長にあわせる)
・下段は、床から80-100cmの高さ(吊るす物にあわせる)
・上段と下段は、80-100cm程度離す(吊るす物にあわせる)
基本、↑のポイントをおさえながら、収納したい物にあわせて高さを決めてください。
そして、きちんと物をあてがって、メジャーではかって、高さをきめましょう。
はかった寸法は図にかきこんでおいてくださいね。
もし、重いものを載せる棚を作る場合は、棚受けの場所が重要です。
なぜなら、棚受けを、壁内の柱などの下地に打ち込まないといけないからです。
下地の場所から、棚受けの場所を決めましょう。

もし、下地がどうしてもない場合は、石こうボード用のビスで、棚受けを取り付けましょう。

このとき、図に書いておくべき大切な寸法は、
・棚とハンガーパイプの幅・高さ
・棚受けの位置
・側板の位置
・鏡の位置
の4つです。(つくるときに必要)
寸法がひと目でわかるように、かきこんでおきましょう。
以上で、設計図が完成です♪
設計図を描けば、ベストな高さのハンガーラックがDIYできる!

あなただけのハンガーラック、つくってみてください!
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