マイホームDIYのやり方

ハンガーパイプの高さはどう決める?設計方法を家建てた建築家が解説

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ハンガーパイプを後付けDIYしたいけど、ベストな高さがわからない!収納量も不安だし…使いやすいデザインの仕方が知りたい!
家建ててハンガーパイプを後付けDIYした設計士が、使いやすい設計方法・イメージ図の描き方をご紹介します♪

ハンガーパイプの設計方法

↑こちらがDIYした後付けハンガーパイプです。こちらの設計図が↓です。

服の他にも、バッグやカバン、ストールなども吊るせるよう考えました。

紙とペン、メジャー、定規(三角スケール)を用意して、いっしょにかいてみましょう♪

①収納する物をリストアップ

収納したい物をリストアップしましょう。

BOXや鏡など大きいものは、サイズをメジャーではかってメモしましょう。

物をリストアップすることで、使いやすい高さを考えやすくなります。

②ざっくりとしたイメージをかく

収納イメージを、ざっくりとかきましょう。(↑雑でもOK)

頭の中の、「なんとなくこう作りたい」を絵にすることで、デザインがはっきり決まります。縮尺はきにしなくてOK。

①でリストアップした物たちをどう収納するのかも、考えながら描きましょう。

じつは、床から100~120cmの高さは、一番目につきやすく、出し入れもしやすいです。

なので、よく使うものや、お気に入りのグッズが並ぶようにするといいかもしれません♪

③縮尺をきめて、DIYする場所を描く

②で描いたラフ図通りに、物が収納できるかを確認していきます。

ハンガーパイプを後付けする場所を、まず絵にします。

↑にDIYする場合は、

まずは、ハンガーパイプを打ち付けられる下地の位置を描き込みます。

側面や背面の壁にパイプを打ち付ける↓のようなタイプは、壁の中の下地(柱・間柱)を探し、描きこみます。

下地(壁の中の柱・間柱)の見つけ方は↓でお話ししてます。

下地 図面 見方
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また、↓のような天井にパイプを打ち付ける場合は、天井内の下地の位置を探します。

続いて、カベの長さ・カベの高さ・コンセント・分電盤・スイッチ・窓・ドアなどを描きます。

アイテムの位置は、「床から◯cm、壁ぎわから◯cm」と、はかったうえで、かきこんでくださいね。

こうすれば、「服が邪魔でコンセントがさしにくい!」などのミスがしにくくなります。

かくときは、しっかり縮尺をきめてかきましょう。1/20~1/30がオススメです。(定規なら1/10が描きやすいです)

④イメージ図を縮尺どおりにかく

②でかいたイメージ図をみながら、③に縮尺どおりにかきこみます。

主に、ハンガーの高さ・幅・取り付け位置をきめていきます

【ハンガーパイプの高さの決め方】
・上段は、床から170-190cmの高さ(自身の身長+20cmほど)
・下段は、床から80-100cmの高さ(吊るす物の高さ+フックの高さ+床からの隙間10cmほど)
・ハンガーパイプを2段にしたい場所は、上段下段間は80-100cmほど離す(吊るす物の高さ+隙間10cmほど)

きちんと物をあてがって、メジャーではかって、高さをきめましょう。

はかった寸法は図にかきこんでおいてくださいね。

このとき、図に書いておくべき大切な寸法は、

・ハンガーパイプの長さ・高さ
・パイプを打ち付ける場所(下地の位置)

です。(つくるときに必要)

寸法がひと目でわかるように、かきこんでおきましょう。

以上で、設計図が完成です♪

このハンガーパイプの作り方は↓でご紹介!
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ハンガーパイプを安全にDIYするには?

もしあなたが新築打ち合わせ中なら、ハンガーパイプの後付けについて、設計士に相談しておきましょう
なんで?
ハンガーパイプはたくさんの服で重さがかかって、壊れやすいからです

梁、壁、天井を使ってハンガーパイプを後付けDIYするときは、強く作っておきましょう。

もし、設計士に相談できるなら、ハンガーパイプの後付けDIYについて話しておきましょう。

身近に相談できる設計士がいないときは?
構造計算のできる設計士が、安全なハンガーパイプDIYを提案しますよ!↓からご相談ください♪
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設計士には何をどう伝えればいい?

①収納する物を伝える

「こんなの作りたいんですよ~」といわれたときに、設計士や現場監督は「重さ」をしりたいんですよね。

なので、「収納する物」をリストアップして伝えましょう

すると、設計士や監督は、物とその量からおおよその重さだし、「どこに、どのくらいの補強がいるか」を考えてくれるでしょう。

②デザインを伝える

ハンガーパイプ 設計士に伝えること

ハンガーパイプ収納のイメージを描いて、設計士や現場監督にみせてみましょう。インスタの写真でもOKです。

マイホームに住みはじめてからじゃ、プロのアドバイスはそうそうもらえないので、打ち合わせ中がチャンス!

依頼をすれば、DIY用の下地を入れておいてもらえます。

適切な場所に下地をいれてもらうことで、より強く、安心してつかえるハンガーラックがDIYできますよ。

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