外構DIYのやり方

ズボラでOK♪簡単な芝生の張り方と5年後の様子を家建てた設計士が紹介

庭に芝生を張って、BBQやプールを家族で楽しみたい!初心者でも簡単にできる芝の張り方は?綺麗に保てるかも心配…
共働き2児のズボラママが実践した、余計な手間を省いた超簡単な芝生の張り方をご紹介!設計士視点で家を傷めないコツもお話し♪5年後の様子もお見せします!

わが家の芝生

Before After

↓わが家の芝生を張る前のお庭です。土だけで殺風景…

↓芝生を張った後の様子です。

ややこしい土づくりは省いて、かなりズボラな植え方をしたのですが、しっかり根付きました♪もともとの土質や日当たりも関係するので、植え付けは自己責任でお願いします!

費用・難易度・時間

コスパ 難易度 労力

手入れのしやすい品種を選んだので、費用は4.3万円と芝張にしては高め。

ですが、業者の概算では13万円ほどなので、9万円ほど節約になりました。

作業は3日にわけてやりましたが、まとめて1日でも可能です。

初心者へのオススメ度

オススメ度

作業自体は、庭に土を入れて、芝を上から置くだけなのでとっても簡単。

節約幅もよく、家族みんなでできるくらい手軽で、初心者の外構DIYにぜひオススメです♪

芝生を張るときの道具・材料

スコップ

目土床土を広げるときに使います。

芝生

芝生は品種選びで手入れの手間がかわります!

1年通して常緑、初期費用を安くしたいなら「高麗芝」がオススメ。ホームセンターでも売ってます。


1年通して常緑、初期費用はかかっても手入れ楽がいいなら、「TM9」や「NT22」等の品種改良した芝生がオススメ。

芝刈りの回数が少なく、緑の回復も早く、踏み付けにも強い「NT22」

↓省管理型の高麗芝「TM9」です。わが家もこの芝を植えましたが、芝刈りは年1回、肥料や手入れ(エアレーション等)なしで、毎年綺麗な緑を保ってくれる優秀な品種です。

何個注文すればいいの?
まずはお庭の大きさを測りましょう!

まず芝生を張りたい範囲の、幅と奥行きをメジャーで測り、面積を出します。大体でOK(例:幅5m×奥行き4m=20㎡)

次に、商品が何平米(平米=㎡)用かを確認。(↑のTM9だと2㎡(2平米)で4980円ということになります)

あとは、芝生を張る面積を、商品平米で割ると、必要個数がわかります。(20㎡÷2㎡=10コ)

いつごろ芝生を注文すればいい?
冬を超える前にショップを見ておきましょう!

芝生は春に植えると根付きやすいといわれているので、春前には人気の改良種は売り切れたり、グンッと高騰してることも…

普通の高麗芝もホームセンターで売り切れがちなので、早めにショップをのぞいて予約がオススメです!

 

芝生用の土

芝生を植える下地になる土=床土(とこつち)、芝を配置した後に上からかける土=目土(めつち)といいます。

それぞれ別の土として売っていますが、それぞれが余った時に使いまわせると節約にもなるので、目土とも床土とも使える土を用意するのがオススメ

うちは↓の土を使いました。


 

土は何袋買えばいい?
まずは庭の土質にあわせて厚みを決めます!

お庭を軽くスコップで掘ってみましょう。サクッとしていて雑草も生え広がる土質なら、床土は0~数cmほどでOK。

うちもこの土質だったので、2~3cmほどしか床土敷いてません。床土なしで植えた部分も根付いてたので、砂やサクッとした土なら根付く印象です。

もし、粘土質で固い土質なら、土は5~10cmは敷いた方が安心です。

例えば、下の7cmは安い砂、上の3cmは床土、というように節約してもOK。

目土は上から薄くかければいいので、0.5~1cmでOK。

次に、1袋で厚さ何mmで何㎡敷けるかを確認します。

例えば、芝を張る範囲が20㎡、必要な床土の厚みが3cm、目土の厚みが1cm(合計4cm)だとします。

 

↑の商品は、5mm厚なら1袋で5㎡敷けるものなので、(20㎡÷5㎡=4袋)×(4cm÷0.5cm=8袋)=32袋必要ということになります。

芝生を張る準備

芝生を張る場所を決める

芝生を張る場所は、日当たりと水はけがいい場所が理想です。

↓を参考に芝生を張る範囲を決めましょう。

・南・東側等、1日で4h以上日があたる場所
・雨が降った後、2日以内に水たまりがなくなる場所
・リビングダイニングの大窓付近

芝生は、なんと室内を快適にする効果が。

気化熱により表面温度があがりにくいので、温度計では現れない、じりじりとした不快感を防いでくれます

また、反射光をやわらげてくれるので、不快なまぶしさもありません。

なので、リビング等メインの部屋の窓前に植えるのがおススメです。

・建物1m以内の範囲

家1m以内の芝生や植栽は、シロアリ被害につながるので絶対にやめましょう!

日当たり水はけが悪くても、賭けで植えていいと思います!うちは運よく根付きました♪

根切をする

根切とは、芝生を広がらせない措置です。見切りといってもいいですね。

植えてしばらくしてからでもいいので、スナップエッジやブロックを使って、芝生が広がると困る場所に根切しましょう。


 

超簡単!芝生の張り方

①床土を敷いてならす

↑のように土袋を配分して袋をあけ、土をどんどん出していきます。


↑スコップや足で土を広げていきます。

雨水枡(雨水を流す穴)に向けて下り坂を作ると、水たまりができにくいです。

ですが、芝生自体がかなり水を吸ってくれるので、土が多少凸凹していても水はけに問題はありません

②芝を置く


芝生をどんどん並べていきます。


芝と芝の間は2~3cmほど。

レンガのように並べていきます。(目地張り)

③上から土をかける


上から土をかけます(目土)。手やスコップでパラパラと落としていくだけ。

箒があると広げやすいです。

残った土を処理するようにかければいいですが、芝生が隠れ切らないようにだけ注意。

④水をやる


最後に水をかけ、土と芝生をなじませます。

ズボラだと…芝生を張ったその後とお手入れ

植えた直後のお手入れ


植えてからは毎日水をやりましょう。夏は朝夕2回です。

2~3週間続けると、↑のように青々として綺麗に根付き始めますので、水やりの頻度は落としてOK。

1年もたてば、芝と芝の間は埋まります。

5年後の様子


↑芝生を植えてから5年がたった様子です。

冬になると色が薄くなるものの、毎年新芽を出してくれます。

手入れの内容と頻度


お手入れは、芝刈りのみ。毎年1回だけです。

うちはTM9という芝生ですが、本当にほったらかしでも毎年綺麗に新芽がでます♪

↑は刈った直後なので色の薄い根本の芝が見えてますが、数週間もすれば新芽が出て青々とします。

↓うちの芝刈り機はハンディタイプ。年1回なら大きい物買わなくてOK♪


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