わが家の芝生
Before After
↓わが家の芝生を張る前のお庭です。土だけで殺風景…
↓芝生を張った後の様子です。
費用・難易度・時間
コスパ | 難易度 | 労力 |
◎ | ◎ | ◎ |
手入れのしやすい品種を選んだので、費用は4.3万円と芝張にしては高め。
ですが、業者の概算では13万円ほどなので、9万円ほど節約になりました。
作業は3日にわけてやりましたが、まとめて1日でも可能です。
初心者へのオススメ度
オススメ度 |
◎ |
作業自体は、庭に土を入れて、芝を上から置くだけなのでとっても簡単。
節約幅もよく、家族みんなでできるくらい手軽で、初心者の外構DIYにぜひオススメです♪
芝生を張るときの道具・材料
スコップ
目土床土を広げるときに使います。
芝生
芝生は品種選びで手入れの手間がかわります!
1年通して常緑、初期費用を安くしたいなら「高麗芝」がオススメ。ホームセンターでも売ってます。
1年通して常緑、初期費用はかかっても手入れ楽がいいなら、「TM9」や「NT22」等の品種改良した芝生がオススメ。
↓芝刈りの回数が少なく、緑の回復も早く、踏み付けにも強い「NT22」
↓省管理型の高麗芝「TM9」です。わが家もこの芝を植えましたが、芝刈りは年1回、肥料や手入れ(エアレーション等)なしで、毎年綺麗な緑を保ってくれる優秀な品種です。
まず芝生を張りたい範囲の、幅と奥行きをメジャーで測り、面積を出します。大体でOK(例:幅5m×奥行き4m=20㎡)
次に、商品が何平米(平米=㎡)用かを確認。(↑のTM9だと2㎡(2平米)で4980円ということになります)
あとは、芝生を張る面積を、商品平米で割ると、必要個数がわかります。(20㎡÷2㎡=10コ)
芝生は春に植えると根付きやすいといわれているので、春前には人気の改良種は売り切れたり、グンッと高騰してることも…
普通の高麗芝もホームセンターで売り切れがちなので、早めにショップをのぞいて予約がオススメです!
芝生用の土
芝生を植える下地になる土=床土(とこつち)、芝を配置した後に上からかける土=目土(めつち)といいます。
それぞれ別の土として売っていますが、それぞれが余った時に使いまわせると節約にもなるので、目土とも床土とも使える土を用意するのがオススメ!
うちは↓の土を使いました。
お庭を軽くスコップで掘ってみましょう。サクッとしていて雑草も生え広がる土質なら、床土は0~数cmほどでOK。
うちもこの土質だったので、2~3cmほどしか床土敷いてません。床土なしで植えた部分も根付いてたので、砂やサクッとした土なら根付く印象です。
もし、粘土質で固い土質なら、土は5~10cmは敷いた方が安心です。
例えば、下の7cmは安い砂、上の3cmは床土、というように節約してもOK。
目土は上から薄くかければいいので、0.5~1cmでOK。
例えば、芝を張る範囲が20㎡、必要な床土の厚みが3cm、目土の厚みが1cm(合計4cm)だとします。
↑の商品は、5mm厚なら1袋で5㎡敷けるものなので、(20㎡÷5㎡=4袋)×(4cm÷0.5cm=8袋)=32袋必要ということになります。
芝生を張る準備
芝生を張る場所を決める
芝生を張る場所は、日当たりと水はけがいい場所が理想です。
↓を参考に芝生を張る範囲を決めましょう。
・南・東側等、1日で4h以上日があたる場所
・雨が降った後、2日以内に水たまりがなくなる場所
・リビングダイニングの大窓付近
芝生は、なんと室内を快適にする効果が。
気化熱により表面温度があがりにくいので、温度計では現れない、じりじりとした不快感を防いでくれます。
また、反射光をやわらげてくれるので、不快なまぶしさもありません。
なので、リビング等メインの部屋の窓前に植えるのがおススメです。
・建物1m以内の範囲
家1m以内の芝生や植栽は、シロアリ被害につながるので絶対にやめましょう!
根切をする
根切とは、芝生を広がらせない措置です。見切りといってもいいですね。
植えてしばらくしてからでもいいので、スナップエッジやブロックを使って、芝生が広がると困る場所に根切しましょう。
超簡単!芝生の張り方
①床土を敷いてならす
↑のように土袋を配分して袋をあけ、土をどんどん出していきます。
↑スコップや足で土を広げていきます。
雨水枡(雨水を流す穴)に向けて下り坂を作ると、水たまりができにくいです。
ですが、芝生自体がかなり水を吸ってくれるので、土が多少凸凹していても水はけに問題はありません。
②芝を置く
芝生をどんどん並べていきます。
芝と芝の間は2~3cmほど。
レンガのように並べていきます。(目地張り)
③上から土をかける
上から土をかけます(目土)。手やスコップでパラパラと落としていくだけ。
箒があると広げやすいです。
残った土を処理するようにかければいいですが、芝生が隠れ切らないようにだけ注意。
④水をやる
最後に水をかけ、土と芝生をなじませます。
ズボラだと…芝生を張ったその後とお手入れ
植えた直後のお手入れ
植えてからは毎日水をやりましょう。夏は朝夕2回です。
2~3週間続けると、↑のように青々として綺麗に根付き始めますので、水やりの頻度は落としてOK。
1年もたてば、芝と芝の間は埋まります。
5年後の様子
↑芝生を植えてから5年がたった様子です。
冬になると色が薄くなるものの、毎年新芽を出してくれます。
手入れの内容と頻度
お手入れは、芝刈りのみ。毎年1回だけです。
うちはTM9という芝生ですが、本当にほったらかしでも毎年綺麗に新芽がでます♪
↑は刈った直後なので色の薄い根本の芝が見えてますが、数週間もすれば新芽が出て青々とします。
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