家を建てた後のこと

新築後の4人家族の生活費は?増えた出費の対処法は?ダブル育休なのに住宅ローンを黒字返済中のママがブログで解説

4人家族 生活費 住宅ローン

本ページはプロモーションが含まれています。

新築建てるけど、本当にこの額でローン組んでいいか心配…建てた後の生活費を具体的に知りたい!どんな出費がふえるかな?

こんな疑問におこたえします。

この記事を読むと

・家を建てた後の、具体的な生活費がわかる
・建てた後に増える出費がわかる
・増える出費にどう対処すればいいかわかる

私は設計士であり、2児のママです。

そして、頭金0円で、3100万のローンで家を建てました。

じつは、家を建てた後、ガラッと生活費が変わりました。

最初は「ひえぇ~」と悲鳴をあげていましたが、今では平均年収以下なのにダブル育休をとりながら、黒字でローンの返済ができています

この記事では、家を建てた後のわが家の生活費、増えた出費への対処法をご紹介します。

建てた後のお金のイメージがついて、不安もへりますよ♪



4人家族のわが家の「生活費」と「住宅ローン」

4人家族で月8.7万円の住宅ローン返済

わが家のスペックは

・4人家族
・世帯年収=4人家族の平均年収以下
・3100万円のローン
・毎月¥87,000の返済
・ボーナス返済なし

です。

新築後の4人家族の生活費

わが家の新築後のひと月の生活費です。

住宅ローン(居住費) 87,000
通信費 10,000
光熱費 16,000
食・日用品 52,000
医療費 8,000
交通費 6,000
贅沢費(レジャー・外食) 15,000
こづかい(夫) 15,000
こづかい(妻) 15,000
その他 15,000
奨学金返済 14,000
合計 253,000
あれ、家建てた後でもそんなに変わらないんだね!
いえいえ、これはひと月の出費。新築後には、1年でガバっとお金がとんでいく出費が増えました!
年単位でみたら、もっと出費があるってこと?
新築後にはどんな出費が待ってるのかしら・・・



新築後に増えた「生活費」たち

新築後に増えた「生活費」7つ

わが家は新築後に

・住宅ローン(居住費)
・光熱費
・火災保険料
・固定資産税
・浄水器のフィルター交換代
・浄化槽点検費

の出費が増えました。

新築後に「生活費」はいくら増えた?

まずは、ひと月ごとで新築後に増えた費用です。

項目 新築前 新築後 増減額
住宅ローン(居住費) 50,000/月 87,000/月 +37,000/月
光熱費 12,000/月 16,000/月 +4,000/月
合計 +41,000/月
居住費と光熱費はしかたないよね、お家も大きくなるんだし

つづいて、年ごとに増えた出費です。

項目 新築前 新築後 増減額
火災保険料 0 13,500/年 +13,500年
固定資産税 0 50,000/年 +50,000/年
浄水器フィルター 0 21,000/年 +21,000/年 
浄化槽点検費 0 45,000/年 +45,000/年
合計 +129,000/年
1年で13万円!?けっこう増えるのね…
しかも固定資産税が半額の時期なので、数年後に+5万円ですよ…
ってことは、1年で18万円増えるってことか…
ただ、うちは浄化槽なので、点検費用がかかってるんですよね。下水道が通っていればこの費用はかからないですよ

意外と忘れがちな、新築後の出費とは?

じつは、まだ出費があります
え、なに?
メンテナンス費用です
そっか!賃貸だと家賃に含まれてたけど、マイホームは自分で用意しないとね!

築10年目まではあまりかからないメンテナンス費用は、忘れがち。

ですが、築10年をこえると、1回で100万円はとんでいく出費になるので、覚悟がいります。

将来のメンテナンスがいくらかかるのかは、↓でくわしくお話しています。

家 メンテナンス 費用
家のメンテナンス費用は毎月○○円積立てよう!長持ちする優先順位も家建てた設計士が解説「マイホームを長持ちさせるために、メンテナンス費用を積み立てたい!」という方。この記事では、家を建てた設計士が、「優先順位の高いメンテナンス」と「毎月の積立額」を解説!ムリなく積立られるので、将来の不安も消えて、安心してレジャーにお金も使えるようになりますよ♪ ...
意外と新築後の出費が多くて不安…
どう対策すればいいの?
わが家の増えた出費の対処法を、ご紹介しますね



新築後の「増えた生活費」への対策方法

新築後に増えた出費について、わが家がとっている対策は

・先取り積立貯金をする
・月と年の家計簿をつける
・運用する

の3つです。



新築後の生活費対策①:月と年の家計簿をつける

月の家計簿

毎月エクセルで家計簿をつけています。収入、出費、収支をそれぞれ出しています。

月ごとの家計簿では↓の出費をつけています。

住宅ローン(居住費)
通信費
光熱費
食・日用品
医療費
交通費
贅沢費(レジャー・外食)
こづかい(夫)
こづかい(妻)
その他
奨学金返済
これで毎月かかる生活費をだしてるのね
同世帯の平均とくらべて贅沢しすぎていないか、たまに確認してます

月の家計簿をつけるのは、生活水準があがっていってないか確認するためです。

なぜなら、一度贅沢をおぼえちゃうと、摂生が不幸に感じるから。

生活費はガマンしすぎない程度におさえて、本当に豊かになれるところにお金を使うために、月の家計簿を使っています

おかげで、ダブル育休中に子連れディズニー実現できました♪

 

年の家計簿

年ごとの家計簿には↓の項目をつけています。

生命保険料(年払い)
任意保険料(年払い)
火災保険料(10年払い)
浄化槽点検費用
車検費用
自動車税
固定資産税
その他税金
浄水器カートリッジ
毎月かからないけど、たまにガバっとお金がとんでいく費用をつけてるんだね
どうして年の家計簿もつけてるの?
年で黒字がでてるか確認できるからです
そっか、月ごとだと急な出費で赤字になっちゃうときもあるけど、年で黒字ならあわてなくていいわね

しかも、年の家計簿をつけることで、少し先の「必ずかかる大きな出費」を予測しやすくなります。

くわしくは、次でお話しますね。

新築後の生活費対策②:先取り貯金をする

新築したら、1年で10~20万円出費が増えるんでしょ…?
しかも10年後にはメンテナンス費用もかかるのよね?
不安でお金使えないよー!レジャーしたいのに!
安心してお金を使えるように、先取り貯金がオススメです♪

わが家は、将来かかる大きな出費を、先に積み立てています。

そうすることで、「好きに使っていいお金」がハッキリわかります

さらに、「大きい出費が怖い…」ということもなくなって、将来のお金の不安がなくなります

先取り貯金の項目

わが家が先に積み立てている項目は↓です。

生命保険料
浄化槽点検費用
車検費用
自動車税
固定資産税
任意保険料
浄水器カートリッジ
車買い替え
子供の高校までの教育費
子供の大学費
火災保険料
家修繕費用
家電買い替え

 

毎月の積立額の出し方

具体的にどうやって積み立ててるの?
月に換算して、毎月貯金してます

たとえば、車検は2年に1回、だいたい10万円とします。

そして、ひと月に換算するには、10万円÷2(年)÷12(ヶ月)=4,166 となり、月に4000円ほど貯金すればいいことになります。

これを、各項目ごとにだします。

最終的に、すべて合計すれば、「ひと月にいくら積立てるべきか」がわかります。

そして、それ以外の余ったお金は「安心して自由に使えるお金」になります。

メンテ費用っていくら積立てればいいの?
詳しくは↓でお話してます
家 メンテナンス 費用
家のメンテナンス費用は毎月○○円積立てよう!長持ちする優先順位も家建てた設計士が解説「マイホームを長持ちさせるために、メンテナンス費用を積み立てたい!」という方。この記事では、家を建てた設計士が、「優先順位の高いメンテナンス」と「毎月の積立額」を解説!ムリなく積立られるので、将来の不安も消えて、安心してレジャーにお金も使えるようになりますよ♪ ...
結局いくら毎月積み立ててるの?
約7万円ですね

先取り貯金の使い方

いざ、積立ててた分の出費があったときは、先取り貯金からだしましょう。

もし、赤字で積み立てられない月があれば、ボーナスや臨時収入があったときに、補填します。

そして、残ったお金でレジャーを楽しみます。

意外と先取りするべき項目が多くて、きついわ…
それなら、ムダな固定費をけずりましょう♪うちは年間40万円以上節約できましたよ
固定費 見直し
年間42万円の節約!わが家がやった固定費の見直し6つ|ダブル育休で新築建てたママのやりくり「マイホームのために家計を見直したい!固定費はどこを、どうやって削ればいいの?」という方。この記事ではわたしも実践した「見直すべき固定費3つ」をご紹介。月¥25,800の節約がでたのでオススメです。...

新築後の生活費対策③:運用する

さきほどの「先取り貯金」の項目の中に、10年以上先の出費があります。

たとえば、子供の大学費や、メンテナンス費用です。

その積立分を、わが家は投資信託で運用しています。

なぜなら、長く運用すれば利益が出る可能性が高いからです。

毎月いくら運用してるの?
積立7万円のうち、約3万ですね。残りの4万円は、すぐに使えるように預金してます



新築後の「生活費」と「住宅ローン」で家計が苦しいなら

うぅ…思ったより厳しいわ…
それなら、生活費をみなおした方がいいかもしれませんよ

将来かかる大きな出費は、さけられないですよね。

ですが、生活費や固定費なら、すこし工夫すれば減らせるかもしれません。

わが家も、四苦八苦しながら「なんとか減らせないか…!」とやってます!

↓安心して住宅ローンの返済をし続けられる、お金のテクニックをまとめました(*^^*)

安心×確実×手間なしの「住宅ローン借り換えセンター」