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こんな疑問におこたえします。
・メンテナンスフリーの落とし穴がわかる
・極力メンテナンスがいらない家にするための住み方がわかる
・家のメンテナンスの不安対策ができる
私は、設計士であり家を建てた2児の子育てママです。
仕事柄、「傷んだお家」「メンテナンス費用が高いお家」をみてきました。
じつはみなさん、「家が傷みやすい住み方」をしていたんです。
この記事では、将来のメンテナンスの負担が軽くなる方法をご紹介します!
読めば、今日からすぐに始められますよ♪
「メンテナンスがいらない家」の真実
まずいちばん大切なことは
メンテナンスが全くいらない家は、存在しない
ということです。
たしかに、メンテナンスフリーとうたってる家はありますが、それは、外壁や屋根など、「家を構成してる一部」のこと。
なので、「家全体のメンテが不要」ではないんです。
それに、素材にはかならず寿命がありますよね。
たとえメンテはいらなくても、寿命がくれば交換。結局お金はかかるんです。
私たち人間は、「メンテフリー」ですよね。メンテナンスをしなくても生きていけます。
でも、食生活や運動など、いろいろ気をつけないと、寿命はちぢみますよね。
なにか悪いところがないか、健康診断もうけますよね。
これは、「メンテフリーだけどメンテしたほうが長生きできる」って知ってるから。
家も同じです。どんな素材を使っても、長持ちさせたいなら点検もいるし、日頃の気づかいがいるんです。
なので、「家を長持ちさせたい」なら「メンテフリーはありえない」んです。
極力「メンテナンスがいらない家」にする方法
さきほど、長持ちさせたいならメンテナンスは必須、とお話しました。
ですが、メンテナンスは費用も安く、手間も少なくしたいのが本音じゃありませんか?
そこでオススメしたい方法が
家を傷めにくい住み方をする
ことです。
普段から自然に、家を傷めない住み方ができていれば、手間いらずでメンテナンスを減らせますよね。
もちろん、習慣づけるために1ヶ月位は意識しないとダメですが…
でも、それで家が長持ちするならバンザーイじゃないですか?
極力「メンテナンスがいらない家」にする住み方とは?
できるだけ将来のメンテナンスを減らしたいのなら、普段から
・シロアリ対策
・湿気対策
の2つを意識して暮らしましょう!
くわしくお話しますね。
①シロアリ対策をする
シロアリの侵入をゆるした途端、家は傷みます。
もちろん、シロアリ駆除には数万円かかり、さらにダメージを受けたところの修繕には数十万かかることも。
できるだけメンテナンスを少なくしたいなら、日頃からシロアリ対策をするのがオススメです。
シロアリがきやすいNG環境とは?
↓のような状況はシロアリがよってきやすいです。
・庭に直接木材(木製品)をおいてる
・基礎の近くに物をおいている
・基礎横に盛り土や花壇をつくってる
・基礎まわり1m以内に草がおいしげってる
・基礎まわり1m以内に木を植えている
・家に樹木がくっついている
・雨が降った後、水がたまってなかなか無くならない
・築5年以上たっているのに、防蟻の再処理をしていない(保証を更新していない)
・デッキの下に物をおいている
・外の木(柱やデッキ)がスカスカになって叩くとコンコンと軽い音がする(ささくれだっている)
もしドキッとしたなら、今すぐ庭にでて確認してみてくださいね。
シロアリは、湿気が多いところ、油分の抜けた木が好きです。
さらに基礎周りの草や物、木から飛んで家に入ってきます。
シロアリ予防のために日頃すること
・草むしりをする(基礎1m以内に雑草が生えないよう、防草シートなどを敷く)
・家にくっつく木を選定する
・庭の水はけがよくなるように改善する
・デッキの下は何も入れず、風がよく通るようにしておく
・4月と10月に基礎をぐるっと確認して、蟻道がないかチェックする
・プロの点検をうけ、床下に漏水がないか確認する
・5年に1回は防蟻の再処理をし、保証を延長する
・1年に1回外の木部(デッキ含む)にオイルを塗って、油分がぬけるのを防ぐ
とにかく、家の周り1m以内に、草、木、物などがない、基礎が石や花壇でかくされず、しっかり見えていることが理想です。
②湿気対策をする
お家に湿気がたまると、壁の中に結露が起きます。
結露すると、お家を支える柱や土台が腐りやすくなります。
もちろん、ジメジメ大好きなシロアリが土台や柱を食べやすくもなります。
湿気がたまりやすいNG環境
・24時間換気扇を消している
・給気口をとじている
「24時間換気扇」というのは、365日つねにONにする換気扇です。
でも、電気代が気になって消してる家、多いんですよね…
給気口も、「お家が冷える!」「熱気が入る!」と閉めがち…
ですが、24時間換気扇をOFFにしていると、家の空気がいれかわらず、湿気が外に逃げません。
給気口がとじていると、空気が入ってこないので、24時間換気をつけててもうまく換気ができません。
そして、ただ生活してるだけで家の中はどんどん湿気ていきます。
・冬場、1つのヘヤに家族全員で眠っている(扉をしめきっている)
・冬場、浴室のマドをあけて換気している
暖房や加湿器をたいて、1つのヘヤに集まって寝てる方。
朝起きたらマドが結露していませんか?
もちろん、壁の中も結露しやすくなります。
さらに、断熱材が入っているのは外壁だけ。
つまり、ヘヤとヘヤの間の壁(間仕切り)には、断熱材は入っていません。
なんと、ヘヤ同士の温湿度差があると、間仕切り壁内で結露しちゃうんです。
湿気対策のために日頃すること
・ヘヤの扉をあけっぱなしにし、家全体の温湿度をできるだけ同じにする
・もし1ヘヤだけ温湿度を上げたいときは、1時間に1回、2~3分マドをあけて換気する
・24時間換気扇はすべてONにする
・冬、入浴後の浴室は、窓を開けずに浴室乾燥で換気する
・朝、2~3分ほどマドをあけて空気の入れ替えをする
お家の換気をしっかりしつつ、お部屋ごとの温湿度を同じにしましょう。
家のメンテナンスの負担を減らす方法は?
さて、日ごろの暮らし方で家のダメージを防ぐ方法をお話しました。
ですが、将来家のメンテナンスに不安が残る方も多いのではないでしょうか?
ここでは、少しちがう角度から、その将来のメンテへの不安を軽くしましょう♪
①セルフメンテナンスをする
なんと、1回10分ほどでできるセルフメンテナンスもあります。
さらに、長持ちのためにやるべきセルフメンテって、1ヶ月に1~2コなんです。
「自分でやる力」をつけておけば、節約にもなるし、家も傷みにくいですよ!
②将来のメンテナンス費用を毎月積立てる
たしかに、築10年をこえたあたりから、メンテナンスは100万円をこえることもあります。
不安ですよね。私もそうでした。
なので、将来いくらかかるのかを知って、今からコツコツ貯めましょう!
そうすれば、不安も一気に軽くなりますよ。
③トラブル時に安くスピーディに対応してくれる業者を見つける
家のトラブルや不具合は、ほっとくとダメージが大きくなります。
本当は1万円ですんだのに、ほっといたせいで10万円かかる修繕になることも。
なので、スピーディーに安く対応してくれる、業績のある会社を知っておくのも大切です。
お家の色んな不具合に安く対応してくれる会社や
お家の修繕を火災保険で対応できるようサポートしてくれる会社もあります。
もちろん、建てた住宅会社に相談してもOK!
ただ、業者をさがして手配して見積もりして…と対応が遅くなりがちです。
さらに、住宅会社のマージンもとられるので、お高くなりやすいです。
「安く」「早く」がいいなら、トラブル解決の専門業者にたのむのもありですよ。
極力「メンテナンスがいらない家」にするためにまずやることは…?
さて、読んで満足していませんか?
できるだけ「メンテナンスがいらない家」にするには、行動しましょう!
でもあなたなら大丈夫♪「家を長持ちさせたい、大切にしたい」と思っているからこそ、ここまで読んでくださってるんだと思います。
ではまずは、何をするんでしたっけ?
そう、今日からシロアリと湿気対策です!
このあと、お庭を見に行ったり、お家の換気扇がついてるか、給気口があいてるか、たしかめてみてくださいね。
このブログでは、家建てた2児の設計士ママが、死ぬまでマイホームに住むつもりでお手入れする様子をつづってます。
老後まで大事にしたいマイホーム愛好家さん、一緒にがんばりましょー!
↓マイホームを大切に長持ちさせたい方へ。お掃除&メンテナンス方法まとめ(*^^*)