家づくり体験談

建築士主婦が教える、電気代もおさえられる、快適なお家の見分け方

「冬ぽかぽか、夏さらさらなお家に住みたい!」

新築をたてるなら、1度はおもいうかびますよね。

「その上…電気代もおさえたい!」

これが、主婦の本音ではないでしょうか?

はい、わたしもそう思います!

 

この記事では、

・「夏さら冬ぽか」×「低光熱費」な家の特徴

・「夏さら冬ぽか」×「低光熱費」な家をみつける具体的な方法

ご紹介します。

 

もしあなたが、

「春夏秋冬、いつでも心地よくて、電気代も抑えられるお家を建てたい!」

と思うなら。

この記事で、

「あなたが建てるべき家の特徴」を知り

「見分け方」をためしてみてください。

あなたが、快適な新築ライフをたのしめますように。

 

「光熱費が安い×年中快適なお家」の特徴3つ

①家中、どこでも温度がおなじ

「リビングはポカポカなのに、お風呂はブルブル入る…」

今の家の、不満の1つですよね。

「ぽかぽかリビングの横で、1人ふるえながら料理しなくてもいい」

「夏、ロフトで寝ても、すずしい」

どこにいっても、「ちょうどいい温度」がキープできているお家は、心地いいです。

なんとなくイメージ、できるかもしれませんね。

 

実は、家の中の温度差は、「不快感」と「病気」をまねきます。

家に温度ムラがあれば、自律神経のみだれや、足元の冷えにつながります。

つまり、

ストレスがたまってイライラしやすくなったり、

心臓病などの循環器系や、

不妊、生理不順などの婦人病にかかりやすくなってしまいます。

(参考:「病気にならない家6つのルール」)

 

ということで、新築するなら、温度ムラの少ない家をえらびましょう!

②気流がほとんどない

「エアコンが得意だよ!」

という方、いらっしゃいますか?

多分、ほとんどの方は、「エアコンの風」苦手でしょう。

すきま風や、吹き抜けからの冷気、エアコンのゴォゴォとつよい気流は、不快感をおぼえます。

エアコンの風量が少なくても、きちんと家があったまり、

イヤな気流がうまれないような、すきまの少ないお家をえらびましょう!

 

年中、湿度が40〜60%

「夏、部屋干ししたら、モアモアしてきもちわるい…」

「冬、お肌と喉がカサカサ…」

気持ちのよい環境は、40〜60%に湿度がキープされています。

 

実は湿度ってとっても大切。

低くなりすぎれば、インフルエンザ菌が活性したり、

高くなりすぎれば、カビ、ダニが繁殖してしまいます。

つまり、

湿度がととのっていなければ、「不快感」はもちろん、「病気」や「アレルギー」をひきおこしてしまうのです。

(参考:「病気にならない家6つのルール」)

湿度が適切なお家をえらびましょう!

 

「光熱費が安い×年中快適なお家」の見つけ方2選

・家中どこでも、おなじ温度で

・イヤな気流は少なく

・適切な湿度がキープできる

これが、「夏さら冬ぽか」なお家の3つの特徴です。

それでは、どうやってそのお家を見分ければいいのでしょうか。

具体的な方法を、お話ししますね。

 

①体感してみる

百聞は一見(感)にしかず。

ハウスメーカーのお話をあれこれきくまえに。

「自分にとって、きもちいいかどうか」を感じとりましょう。

人が、「心地悪い」と感じる、

1、温度差はないか

2、イヤな風はないか

この2つに注目して、感覚をとぎすませましょう。

 

エアコンからはなれた、トイレ、脱衣所、ろうか、お風呂へ歩いてみてください。

リビングとの温度差はありますか?

冬なら吹抜の1Fに、イヤな風がふいていませんか?

夏なら2Fやロフトがあつくなっていませんか?

ドアや窓のすきまから、いやな風はももれていませんか?

エアコンはゴォゴォと強風ではないですか?

それは、あなたにとって不快ではないですか?

(上記にあてはまっても、不快でなければOKです。なぜなら、感じ方は人それぞれだからです。)

 

気流と温度ムラがとくにあらわれる、真夏、真冬にチェックできれば、パーフェクト。

「その家が快適かどうか」は真夏、真冬の朝に、体感にいくのが1番です。

ハウスメーカーは夜にはエアコン消しますからね。

つまり、朝1番なら「快適な室温をどれだけキープできているか」がハッキリわかります。

POINT ・体感するなら、真夏、真冬の朝1番!

・温度ムラ、気流に注目して、不快感がないかをみきわめる!

・「自分にとって快適かどうか」を大切さに

 

②数値をたずねてみる

「このお家のUA値はいくつですか?」ときいてみてください。

UA値とは、

夏なら涼しさ、冬ならあたたかさを、どれだけキープできるか、

をあらわした数です。

UA値が小さいほど、おへやの温度をたもてるし、おへやごとの温度ムラが少ないお家です。

 

といっても、

「どれくらいの数値が、自分たちの求めるきもちよさなのか」

わかりにくいですよね。

 

家族別!あなたが求める快適さは?(執筆中)を読むと、あなたがもとめる「快適さ」には、どのくらいの「数値」をめざすべきか、がわかります。

展示場へおでかけまえに、夫婦でよく話し合ってみてくださいね。

POINT ・求める「快適さ」をはっきりさせる!

・求める「快適さ」には、どれくらいの「数値」がいるのか知る!

・UA値をきく!

数値だけじゃ、快適さは、わからない

実はわたし、アンチ数値住宅でした。笑

なぜなら、「気持ちよさ」は数値であらわせない、と思っているからです。

そこで、高性能住宅、たくさん体感しにいってきました!

そして、感動しました。

「数値のよさと、快適さが比例してる!」

まだまだ勉強不足を痛感しています。

 

ですが、「やっぱりね」と思うところもありました。

はっきり言います。

数値がいいだけでは、快適なお家は建てられません。

なぜなら、数値がよくても、気持ちよくない家が、あったからです。

 

そこは、UA0.3の、高性能のおうちでした。

たしかに、「温度」は気持ちよかったです。

ですが、入って15分ほどたったころから、めまいと頭痛が

 

「あれ?体調わるいのかな

と一瞬思いましたが、外にでたらすぐなおりました。

高性能をきわめるあまり、他でコストをおさえようとしたのでしょう。

からだに悪い材料、見えにくいところにたっぷり使われてました。

関連>>シックハウス症候群の、本当の怖さ

 

実はわたし、2019年に自分で設計したお家に住みはじめました。

UA値は0.7ほど。

数値的にはパーフェクトではありません。

吹抜もあり、たしかに温度ムラ、感じます。

ですが、それは不快にならないくらいです。

 

それ以上に、

なんともいえない心地よさ。安心感。使いやすさ。味。愛着。四季を感じる人間らしさ。原体験。

なにより、植物をめでたり、料理をたのしむ、暮らしの豊かさ。

数値であらわれないところの快適さを、実感しています。

つくづく、「ステキな家って、バランスなんだなぁ」と感じています。

「数値は目安」くらいが、ちょうどいいスタンスかもしれませんね。

 

「え、数値以外で、いい家を判断できるの?」

と興味がわいた方。

新築に心から満足できる、住宅会社の選び方【会社選び編②】でご紹介しています。

数値以上のここちよさ、みつけてみてくださいね。

もちろん、なにを「ステキな家」とするかは、あなたの自由ですよ。