こんな疑問におこたえします。
・新築の失敗を受け入れて、前向きになれる
・家がもっと好きになれる
・新築の後悔の念が軽くなる
じつは私も、設計士でありながら、自分で建てたお家に後悔ばかりしていました。
でも今では、心からこのお家が好きです。
心理学を勉強したこともあって、ちょっとしたコツで後悔はスーッとどこかにいくことを知りました。
この記事では、新築の後悔をやめる方法を3つお話します。
新築の「後悔ばかり」をやめる方法3つ
新築の「後悔ばかり」をやめたいなら、
・家づくりの「思い込み」を正す
・考え方を変える
・工夫して改善する
の3つを実践してみましょう。
くわしくお話しますね。
新築の「後悔ばかり」のやめ方①:家づくりの「思い込み」を正す
↓のような思い込みをしていないか、チェックしてみましょう。
・家づくりに失敗はゆるされない
・失敗があれば、その家=失敗作
・みんな心から満足できる家を建てている
・私の家は、嫌なところだらけだ
・後悔したほうが、都合がいい
・成功した実感がない
・新築して良くなったところがない
・もっと調べられたはず
・もっといい判断ができたはず
もし、このような考えをもっているのなら、↓のような事実を知りましょう。
・失敗しても、工夫はできる
・失敗があっても、その家自体は失敗作ではない
・他の家庭も、同じように失敗している
・住んでからしかわからないことはたくさんあるので、新築すれば必ず失敗はある
・家には、嫌いなところ、好きなところ、どちらもあるもの
・新築の方が最新なので、設備や性能など、前のアパートよりは確実に良くなってる
・同じ状況になれば、人間は同じ判断をするので、過去に戻れたとしても同じ結果になる
・人間は過去を美化しやすいので、「もっと時間があった」と思いがち
新築の「後悔ばかり」のやめ方②:考え方を変える
家を建てた目的がクリアできていれば良し
新築で「まどりや日当たりに失敗した!」とします。
ですが、マンションのときと比べて、子供が走りまわって大声で笑いあう時間が、確実にふえました。
すると、後悔をしない人は、こう考えます。
工夫すればいいや
子供が大きくなったり、暮らし方で、家に求めるものはその度にかわります。
なので、後悔しない人は
と考えたり
と考えます。

嫌いなところがあっても、いつか愛せるでしょ
新築に住みはじめると、環境が大きくかわります。
そして、そのギャップにストレスがかかりやすいです。
家の嫌いなところを見つけると、「すぐにでも解消したい!」と短期的な目線でみてしまいがちです。
後悔しない人は
と、長期的に考えます。
好きなところを増やそう!
嫌いなところを見つけると、どうしても目についてしまいますよね。
後悔しない人は
と考えます。
家のステキなところを探そう
一度家がキライになってしまえば、嫌なところばかり見つけてしまいます。
そして、好きなところ、良いところを見つけるのが下手になります。
後悔しない人は
と、嫌いなところより良いところに目を向けようとします。
もし過去に戻れたとしても、また同じ判断しちゃうだろうな
新築を建てたあとに失敗を発見すると、「今なら絶対こうするのに!」と思いがちです。
ですが、それは判断するにいたった「材料」を忘れてしまっているからです。
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後悔しない人は
と過去の自分を責めません。
昔の自分もがんばってたんだし、しょうがないか
「もっと調べれば」「もっと意見をきいていれば」と、昔の自分を責めたくなりますよね。
ですが家づくりは、たくさんの情報を覚え、考え、判断する、とてつもない大変な作業です。
後悔しない人は
と、過去の自分のがんばりを認められます。
もしこの失敗がなかったら、もっとひどいことになってたかも
「寝室が狭かった!過去に戻れたら絶対広くする!」と考えてしまうかもしれません。
ですが、寝室を広げたら、そのぶん他にしわよせがいきます。
結果、もっと使いづらく大きな後悔になっていたかもしれません。
後悔しない人は
と、自分を納得させられます。
以上、前向きになれる考え方をお話しました。
新築の「後悔ばかり」のやめ方③:工夫して改善する
「嫌い」を「好き」に変える
例えば、壁紙に失敗してしまったら。
その壁紙が映えるインテリアを考えてみたり。植物で飾ってオシャレにしてみたり。
例えば、家全てが嫌いになってしまっていたら。
家族と家でたくさんイベントをひらいて、思い出を重ねていったり。
自分が好きなことや趣味、アートで家をいっぱいにしてみたり。
手を加えることで、「嫌い」が「愛着」にかわります。
「好き」をのばす
嫌いなところは、ひとまずおいておいて。
例えば、庭はステキにできていたなら、さらに畑やガーデニングで作り込んでみたり。
家の好きなところ、ステキなところをもっと活かす工夫を続けてみてください。
いつのまにか「嫌い」は「好き」の影に隠れちゃいます。
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「使いにくい」を「使いやすい」に変える
例えば、収納不足で失敗してしまったら。
DIYで棚を作ったり、断捨離をしてみたり。
例えば、子供が予想以上に生まれてしまったら。
家具を買い足してみたり。
世の中には、快適にすごせるヒント、アイテムがたくさんでまわっています。

お手入れをして、大切に住まう
「嫌いな家は、大切に住む気がおきない…」と思うかもしれませんね。
でも、逆なんです。
人間は、大切にしたものを好きになるようにできています。
家は、大切にすればするほど、必ずこたえてくれますよ。
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建てたあとの後悔は、考え方と行動で消えていく
新築を建てたあとの後悔は
・家づくりの「思い込み」を正す
・考え方を変える
・工夫して改善する
の3つで、必ず乗り越えられます。

この記事を読んだあなたは、「前に進みたい!」と心から思えています。
大丈夫。その時点で、きちんと前に進めていますよ。
あなたのお家ですごす時が、もっと豊かなものになりますように。