本ページはプロモーションが含まれています。
こんにちは、主婦であり、設計士であり、絶賛子育て中のSaChiです。
新築をきっかけに、DIYにどんどんのめりこんでおります。
「作る」ほうは初心者ですが、「考える」ほうは、プロの端くれ。
「DIYの設計図がかきたい!」という方のために、カンタンに描き方をまとめました。
設計図がかけると、
「もっとオシャレにしあげたい!」とデザインの幅がひろがったり、
「あちゃぁ…もっとこうすればよかった…」という失敗がすごくへります。
とくに専門知識がなくても、3つのポイントさえおさえれば、さらさら描けちゃいます♪
一緒に、DIYライフを楽しみましょう。
>>DIYの相談&質問、受付中♪こちらから
DIY設計の道具4つ
ものさし、スケール、えんぴつ、けしごむ、の4つさえあれば、設計できます。
DIY設計の3つの準備
設計をはじめる前に、準備をしておくと、スムーズに考えられます。
3つのポイントをおさえておきましょう。
↑の場所に本棚を設計するとして、おはなししていきますね。
1、環境をよくみる
DIYする場所を、よくみておきましょう。まわりになにがありますか?
コンセント、マド、ドア、巾木、ダイニングテーブル(イス)がありますね。
すると、↓のようなことを考えないといけません。
「コンセントが使える高さにしないとな」
「マドは開けにくくならないように、奥行きと高さに工夫がいるな」
「ドアがあいたときにあたらないようにしないとな」
「人がとおれるすき間をのこして、奥行きをきめないとな」
などなど。
「DIYすることで、いまの生活の動きを邪魔しないか」という視点で、まわりをよくみてみましょう。
2、サイズを測りまくる
まず、「自分(家族)のカラダ」のサイズ感をよく知りましょう。
たとえば、物をとりだしやすいのは、どれくらいの高さか。
立ってつかうなら、つかいやすい高さは?
座ってつかうなら、つかいやすい高さは?
など。
物を収納したいときは、リストアップしておきます。
そして、サイズをこまかく測っておきます。
スムーズに取りやすいように、余裕をみておくこともわすれずに。
「本をとりだすなら、指を上からひっかけられるように、すきまがいるな」
「BOXをひきだすときに、BOX同士がスレないようにしたいな」
など。
3、材料をしっておく
近くのホームセンターにいってみましょう。
木材コーナーにはいろんな材料があります。
「棚板はこれ、側板にはこの材料がよさそう」というように、使う材料のめぼしをつけて、厚み、長さ、奥行きを把握しておくようにしましょう。
「ホームセンター行くのめんどくさい…」「材料しらべるのもめんどう…」という方のために。
SaChiのDIYグッズで、わたしがDIYでつかった材料をまとめています。
サイズがてっとりばやく見られますので、よかったらどうぞ。
以上、3つのポイントをふまえて、いよいよ設計をしていきましょう!
DIY設計図の描き方2ステップ
わが家のダイニング本棚の設計を例に、おはなししていきますね。
1、デザインをざっくり描く
まず、マド、コンセント、巾木、ドア、家具など、まわりの環境をかきます。
つぎに、DIYしたいものをかきます。
「こんなのあったらいいな~」というイメージを、ラフにかいてみましょう。
縮尺、サイズ感なんて、気にしなくてOK。
もし、なにかを収納したり、ディスプレイしたい場合は、物をおいた様子もかいてみましょう。
「ここに植物かざりたいな~」
「ダイニングはこまかいもので散らかりやすいから、BOXにしまえるようにしよう」
「本はこれくらい入ればいいかな」
というように、あたまの中にある収納計画も、ざっくり描きだしましょう。
ここでいちばん大切なのは、「こうなったらいいな~」というイメージが、ちゃんと落としこめているかです。
たとえば、「ダイニングの大量のものをおさめたい!」なら、「収納量」が大切。
「お気に入りの物をオシャレにかざってながめたい!」なら、「デザイン」が大切。
というように。
「こうなったらいいな」が、絵にあらわれているか、みかえしてみてくださいね。
2、詳細をきめる
1でざっくりかいたイメージの、高さ、幅、奥行をこまかくきめていきます。
先におはなしした、3つのポイント(まわりの環境、サイズ感、材料)をおさえながら、考えていきましょう。
まず、物の全体のサイズ(高さ、幅、奥行)を、まわりの環境から決めます。
今回の本棚の場合だと、
ダイニングテーブルとのあいだを、人が通れるような奥行き。
窓のあけしめのじゃまにならない、高さ。
ドアをひらいたときに、あたらない幅。
つぎに、収納する物のサイズにあわせて、全体サイズを微調整します。
BOXが2つ並べられる幅か。
本が3段ぶんおさまる高さか。など。
このときに、材料の厚みも、しっかり考慮にいれましょう。
今回の場合だと、棚板と側板の厚みですね。
完成です!
細かく考えすぎないこと!
設計のポイントは、細かく考えすぎないこと。
とりつける金具や、レールの厚みなど、かんがえはじめるとキリがないです(^_^;)
それに、作りながら「あ、ここはこうしないと!」って気づいて修正すること、絶対でてきます。
DIY設計のおおきな役割、目的は、
・事前に予測をたてることで、大きな失敗がないようにする
・「こうしたい」がかなう物になっているかを確認する
・必要な材料をしる
です。
設計図の活用方法
わたしも夫も、DIYが好きです。ですが、こだわりポイントがちがいます。
設計図があると、「もっと、こうしたらいいんじゃない?」と、話し合いやすくなります。
そして、イメージが相手につたわりやすいので、「え!?こんなん作ったの!?」と、あとから文句をいわれることも少なくなります(笑)
あと、個人的な感想ですが…DIYのなかで一番好きなのが、この設計という作業です。(本業ということもありますが)
わたしは、DIY設計=「叶えたい暮らしをイメージする」ことだと思っているので、ただただ楽しい。
それに、描くことでどんどんイメージがひろがりますし、工夫もおもいつきます。
どうせ「自分でつくる」なら、「自分で考える」という作業も、楽しんでみるのはいかがでしょうか(*´∀`*)
↓新築してからDIYしたものや費用、作り方をまとめてます♪マイホームでDIYしたい方は参考にどうぞ(*^^*)