外構DIYのやり方

モルタルなのに簡単♪花壇のDIY方法を家建てた設計士が解説

庭が殺風景…花壇をDIYして彩りのある庭にしたい!レンガを置くだけの花壇は土が流れそうだし…初心者でもできる、モルタルを使った簡単な花壇のDIY方法が知りたい!
家建てて外構を全てDIYしてる設計士が、モルタル有でも簡単な花壇のDIY方法をご紹介します♪わが家はすでにこの方法で5つも花壇をDIYしてます!
この記事を読むと

・家を傷めやすい、花壇を作ってはいけない場所がわかる
・手入れが楽で、年中花を楽しめる花壇の作り方がわかる

わが家がDIYした簡単花壇

完成形

わが家がDIYした花壇たちです。

↓敷地の入り口に。

↓門柱の隣に。

花壇の作り方を覚えれば、アイディア次第でDIYの幅が広がります!

↓砂利庭に。

↓雨水の侵入防止に。

↓将来砂利を入れて、雨が落ちる浸透桝に。

費用・難易度・時間

コスパ 難易度 労力

費用は3つ花壇を作って、\6,000ほど。

業者に頼むと概算で13万円ほどなので、12万円は節約に♪

モルタルの用意が少しめんどうですが、練ってしまえばまとめて作れます。

初心者へのオススメ度

オススメ度

コスパがよく、コツをつかめば木を切ったりビス止めするよりも簡単にでき、DIYの幅がかなり広がるので、ぜひチャレンジしてみてください!

花壇をDIYするのに適した場所

お花を植えるなら、日当たりがいい場所や、よく目に入る場所がおススメです。

・南、東など、4時間以上日があたる場所
・門柱前や敷地入口
・リビングの大窓から見える場所

反対に、シロアリの危険があるので、建物周辺には作ってはいけません。

・家の周囲1m以内

花壇DIYの道具・材料

インスタントセメント

ブロックを固定したり、目地として使用します。

セメントとちがい、砂が元から配合されているので、水を混ぜるだけでモルタルができます。

バケツ(トロ船)

モルタルを練る時に使うので、大容量がオススメ。

小さいバケツだと、ミキサーで混ぜた際にモルタルが飛び散りやすいです。

 

もし、モルタルをミキサーでなくスコップで練りたいなら、トロ船を用意しましょう。

ミキサー

モルタルを練る時に使います。

ホームセンターでレンタルしている場合もありますが、今後外構DIYをするなら、1つ持っておくのがオススメ。

1万円以下で、ここまでDIYの幅を広げてくれる工具はなかなかありません。

ブロック・レンガ

どんなブロックがいい?

ブロック選びで特に大事なのは、お庭のテイストに合い、経年してもちゃっちく見えないこと。

よく、発色がよくオシャレなブロックがありますが、経年すると色落ちと汚れで残念な花壇になることも…

経年してもちゃっちく見えないブロックを厳選しました!

↓洋風なお庭にオススメ♪アンティーク色で、経年しても味の出る深みの出やすい素材。

↓和風やモダンなお庭にオススメ♪汚れも気になりにくい色で、天然石なので経年しても高級感があるお庭に。

スコップ

モルタルをすくったり、塗るときに使います。

目地ゴテ

ブロック間の目地を仕上げるときに使います。

花壇DIYの簡単手順

①ブロックを仮置きし、穴を掘る


ブロックを仮置きし、花壇を作る場所を決めます。

そして、ブロックを置く場所に穴を2~3cmの深さで掘ります。

掘った穴の底をブロックでトントン締固めておけば、仕上がりが歪みにくい

②モルタルでブロックを固定する


袋に記載されてる量の水とインスタントセメントをミキサーで混ぜ、モルタルを作ります。

イメージは、焼く前のケーキ生地の滑らかさ。

セメントは全て使わず、目地用に残しておきます

・セメントは水分が入ると固まるので、袋口は折りたたんでおく
・セメントで肌荒れする場合もあるので、心配なら手袋、マスクをする
・セメントは粉が舞うので、洗濯物や車の近くでの作業は避ける
・モルタルは固まると落ちにくいので、ミキサーなどは別で水の張ったバケツにつけておくと後処理が楽


先ほど掘った穴にモルタルを入れ、上からブロックを置きます。ブロック間は1.5cm(目地コテが入る幅)ほどあけておきます。

・後々モルタルを土で隠すため、モルタルは穴いっぱいに入れない
・モルタルは時間経過で固まりやすいので、蓋をかぶせつつ手早く作業する

③目地を仕上げる


スコップと目地コテで、ブロック間にモルタルを入れていきます。

モルタルがべちょ~と広がって目地からあふれるなら、セメントを加えて固めのモルタルを作りましょう。


2段目を作る際は、1~2時間置いて、1段目がすこし固まってからにします。

1段目の上端にモルタルを載せ、ブロックを積みます。

このとき、目地用の固めのモルタルだと2段目が載せやすいです。

・モルタルを放置するときは、蓋をして日陰においておく
・モルタルが付いたスコップやコテを放置するときは、水につけておく
・モルタルが固くなった場合は、少し水を加えて混ぜる

↓我が家がやった外構DIYをまとめました!オススメ度や費用を一覧にしてるので、外構DIYにチャレンジしたい方はぜひ♪
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花壇DIYの疑問たちを解消!

ブロックって何個買えばいい?


高さは、レンガブロックの場合は2段以内、コンクリートブロックなら1段にします。(CBを2段以上積む場合は鉄筋を入れて上下段の一体化が必要なため。)

次に、花壇の幅と奥行きをおおよそで決め、ブロックのサイズからそれぞれに必要な個数を出して、最後に段数をかけます

例えば、幅200cm、奥行き100cm、2段の花壇を、W20cm×H8cmのブロックで作るとします。

幅には200cm÷20cm×2列=20コ。奥行きには100cm÷20cm×2列=10コ。1段には10+20=30コのブロックが必要です。

これを2段で作るので、30×2=60コのブロックを買いましょう。

少し細かいですが、ブロック間には1.5cmほど、目地が入ります。

なので、幅の場合は、(10コ-1(ブロック隅の目地はないので))×1.5cm=13.5cmほどの目地幅が+され、最終的には213.5cm幅の花壇ができます。

後処理は?片付け方は?

セメント

雨や水蒸気など水分が入ると固まり、家庭ごみで捨てられないので、水を混ぜてすべてモルタルにして使い切るのが理想

もしくは、口をしっかり密閉し、数週間以内に使い切る。

吸い込むと有害なので、室内の保存はNG

モルタル

モルタルは家庭ごみで出せず、産業ゴミなのでお金がかかるので、すべて使い切るのが理想です。

例えば、花壇を他にも作ったり、石積みやブロック塀の補強で使ってはいかがでしょうか。

目地コテ・スコップ・バケツ・ミキサー

当日中に、コテやスコップでモルタルを削りながら、水でキレイに洗い流しましょう。

モルタルは水につけておいたとしても、固まるので注意です。

花壇にはどんな花がオススメ?

ズボラさんには多年草&耐寒性が強い花がオススメ!

多年草とは、翌年以降も花が咲き、株が大きくなっていく花です。

また、耐寒性が強いと冬を越せます。

さらに、開花時期がちがう花を選んで植えれば(水と肥料をやっておけば)放置でキレイなお花が年中楽しめるというわけです。

近くのショップで目に入った中から、上の条件を満たす花を買えばOK!

ネットで調べて品種を決めても、ショップに置いてないことが多々あるので、その場で決めて購入がおススメです。

土の作り方は?

↓花壇内の雑草をとって


↓バークたい肥を入れて

↓既存の土と混ぜ込むだけでOK♪

植物の土を全部入れてもいいですが、量がいります…

バークたい肥は既存の土に混ぜ込むだけで、草花が育ちやすい土にできるので、コスパがいいです♪


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