・家を傷めやすい、花壇を作ってはいけない場所がわかる
・手入れが楽で、年中花を楽しめる花壇の作り方がわかる
わが家がDIYした簡単花壇
完成形
わが家がDIYした花壇たちです。
↓敷地の入り口に。
↓門柱の隣に。
花壇の作り方を覚えれば、アイディア次第でDIYの幅が広がります!
↓砂利庭に。
↓雨水の侵入防止に。
↓将来砂利を入れて、雨が落ちる浸透桝に。
費用・難易度・時間
コスパ | 難易度 | 労力 |
◎ | ◎ | △ |
費用は3つ花壇を作って、\6,000ほど。
業者に頼むと概算で13万円ほどなので、12万円は節約に♪
モルタルの用意が少しめんどうですが、練ってしまえばまとめて作れます。
初心者へのオススメ度
オススメ度 |
◎ |
コスパがよく、コツをつかめば木を切ったりビス止めするよりも簡単にでき、DIYの幅がかなり広がるので、ぜひチャレンジしてみてください!
花壇をDIYするのに適した場所
お花を植えるなら、日当たりがいい場所や、よく目に入る場所がおススメです。
・南、東など、4時間以上日があたる場所
・門柱前や敷地入口
・リビングの大窓から見える場所
反対に、シロアリの危険があるので、建物周辺には作ってはいけません。
・家の周囲1m以内
花壇DIYの道具・材料
インスタントセメント
ブロックを固定したり、目地として使用します。
セメントとちがい、砂が元から配合されているので、水を混ぜるだけでモルタルができます。
バケツ(トロ船)
モルタルを練る時に使うので、大容量がオススメ。
小さいバケツだと、ミキサーで混ぜた際にモルタルが飛び散りやすいです。
もし、モルタルをミキサーでなくスコップで練りたいなら、トロ船を用意しましょう。
ミキサー
モルタルを練る時に使います。
ホームセンターでレンタルしている場合もありますが、今後外構DIYをするなら、1つ持っておくのがオススメ。
1万円以下で、ここまでDIYの幅を広げてくれる工具はなかなかありません。
ブロック・レンガ
ブロック選びで特に大事なのは、お庭のテイストに合い、経年してもちゃっちく見えないこと。
よく、発色がよくオシャレなブロックがありますが、経年すると色落ちと汚れで残念な花壇になることも…
↓洋風なお庭にオススメ♪アンティーク色で、経年しても味の出る深みの出やすい素材。
↓和風やモダンなお庭にオススメ♪汚れも気になりにくい色で、天然石なので経年しても高級感があるお庭に。
スコップ
モルタルをすくったり、塗るときに使います。
目地ゴテ
ブロック間の目地を仕上げるときに使います。
花壇DIYの簡単手順
①ブロックを仮置きし、穴を掘る
ブロックを仮置きし、花壇を作る場所を決めます。
そして、ブロックを置く場所に穴を2~3cmの深さで掘ります。
掘った穴の底をブロックでトントン締固めておけば、仕上がりが歪みにくい
②モルタルでブロックを固定する
袋に記載されてる量の水とインスタントセメントをミキサーで混ぜ、モルタルを作ります。
イメージは、焼く前のケーキ生地の滑らかさ。
セメントは全て使わず、目地用に残しておきます。
・セメントは水分が入ると固まるので、袋口は折りたたんでおく
・セメントで肌荒れする場合もあるので、心配なら手袋、マスクをする
・セメントは粉が舞うので、洗濯物や車の近くでの作業は避ける
・モルタルは固まると落ちにくいので、ミキサーなどは別で水の張ったバケツにつけておくと後処理が楽
先ほど掘った穴にモルタルを入れ、上からブロックを置きます。ブロック間は1.5cm(目地コテが入る幅)ほどあけておきます。
・後々モルタルを土で隠すため、モルタルは穴いっぱいに入れない
・モルタルは時間経過で固まりやすいので、蓋をかぶせつつ手早く作業する
③目地を仕上げる
スコップと目地コテで、ブロック間にモルタルを入れていきます。
モルタルがべちょ~と広がって目地からあふれるなら、セメントを加えて固めのモルタルを作りましょう。
2段目を作る際は、1~2時間置いて、1段目がすこし固まってからにします。
1段目の上端にモルタルを載せ、ブロックを積みます。
このとき、目地用の固めのモルタルだと2段目が載せやすいです。
・モルタルを放置するときは、蓋をして日陰においておく
・モルタルが付いたスコップやコテを放置するときは、水につけておく
・モルタルが固くなった場合は、少し水を加えて混ぜる
花壇DIYの疑問たちを解消!
ブロックって何個買えばいい?
高さは、レンガブロックの場合は2段以内、コンクリートブロックなら1段にします。(CBを2段以上積む場合は鉄筋を入れて上下段の一体化が必要なため。)
次に、花壇の幅と奥行きをおおよそで決め、ブロックのサイズからそれぞれに必要な個数を出して、最後に段数をかけます。
例えば、幅200cm、奥行き100cm、2段の花壇を、W20cm×H8cmのブロックで作るとします。
幅には200cm÷20cm×2列=20コ。奥行きには100cm÷20cm×2列=10コ。1段には10+20=30コのブロックが必要です。
これを2段で作るので、30×2=60コのブロックを買いましょう。
少し細かいですが、ブロック間には1.5cmほど、目地が入ります。
なので、幅の場合は、(10コ-1(ブロック隅の目地はないので))×1.5cm=13.5cmほどの目地幅が+され、最終的には213.5cm幅の花壇ができます。
後処理は?片付け方は?
セメント
雨や水蒸気など水分が入ると固まり、家庭ごみで捨てられないので、水を混ぜてすべてモルタルにして使い切るのが理想。
もしくは、口をしっかり密閉し、数週間以内に使い切る。
吸い込むと有害なので、室内の保存はNG。
モルタル
モルタルは家庭ごみで出せず、産業ゴミなのでお金がかかるので、すべて使い切るのが理想です。
例えば、花壇を他にも作ったり、石積みやブロック塀の補強で使ってはいかがでしょうか。
目地コテ・スコップ・バケツ・ミキサー
当日中に、コテやスコップでモルタルを削りながら、水でキレイに洗い流しましょう。
モルタルは水につけておいたとしても、固まるので注意です。
花壇にはどんな花がオススメ?
多年草とは、翌年以降も花が咲き、株が大きくなっていく花です。
また、耐寒性が強いと冬を越せます。
さらに、開花時期がちがう花を選んで植えれば、(水と肥料をやっておけば)放置でキレイなお花が年中楽しめるというわけです。
近くのショップで目に入った中から、上の条件を満たす花を買えばOK!
ネットで調べて品種を決めても、ショップに置いてないことが多々あるので、その場で決めて購入がおススメです。
土の作り方は?
↓花壇内の雑草をとって
↓バークたい肥を入れて
↓既存の土と混ぜ込むだけでOK♪
植物の土を全部入れてもいいですが、量がいります…
バークたい肥は既存の土に混ぜ込むだけで、草花が育ちやすい土にできるので、コスパがいいです♪
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