こんな疑問におこたえします。
・やってはいけないハウスメーカーの選び方
・間違った選び方をしていないか確認する方法
ここに来てくださったあなたは、きっと家づくりの成功はハウスメーカー選びにかかっている、と理解している聡明な方でしょう。
不安でしょうが、そんなにむずかしく考えなくてOK!
「絶対やめたほうがいい選び方」さえおさえて、あとはあなたの自由にハウスメーカーを選びましょう。
参考文献(シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは/ジョセフ・シュガーマン著/フォレスト出版)
絶対やってはいけないハウスメーカーの選び方は
・価格で選ぶ
・デザインで選ぶ
・土地で選ぶ
・ブランドで選ぶ
の4つです。
なぜなら、あなたが求める「理想のお家」から遠のいてしまうからです。
あなたは、自分や家族が今よりもっと豊かになるために、家を建てようと考えているのではないでしょうか?
「こうなったら、今よりもっと幸せになれる!」という家に求める理想がありますよね。
↑の4つのハウスメーカーの選び方は、あなたの理想をくもらせてしまいます。
そして、「あれ?本当に求めてた家じゃない…」と後悔につながります。
今回は1つめの「価格で選ぶ」について、「何が危険なのか」、「どうしたら惑わされないのか」お話していきます。
絶対やってはいけないハウスメーカーの選び方①:価格で選ぶ
やると後悔しやすいハウスメーカーの選び方、1つめは
・価格で選ぶ
です。
もちろん、「払える金額かどうか」はとても大切です。
なので、「金額を考えるな!」とはいえません。
ですが、「金額優先で決めてはいけない」とはハッキリ言えます。
なぜ、価格でハウスメーカーを選んではいけないのか?
人は、「安さ」にまどわされます。
100円ショップであれもこれも買って、5年後にはもう使ってない物ってないですか?(わたしはあります!笑)
人は心理学的に、安ければ価値を感じてなくても、買っちゃうんですよね。参考文献(シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは/ジョセフ・シュガーマン著/フォレスト出版)
「安さ」で選んではいけない理由。
それは、本当に望んだ家ではないからです。
あなたが本当にその家に「価値」を感じているなら、たとえ他より価格がはっても選ぶはずです。
もちろん、払える金額である前提ですよ。
「安さ」には落とし穴がある?
安く見えても、あとでお金がかかってしまう家があります。
「安さ」におどらされるということは、10年、20年後の未来の自分を苦しめることになります。
この先50年住み続けられる、住み続けたいと思える「価値」があるのかを考えましょう。
「値引き」にも注意!
値引きが危険な理由は、「安さ」にまどわされることと、「焦る」から。
さらに、「値引いてもらったんだから、契約しないと…」とお返し心理がはたらいてしまうところです。(参考文献:影響力の武器なぜ、人は動かされるのか/ロバート・B・チャルディーニ著/誠信書房)
心理学的にみれば、「これでもか!」って買わせるテクニックが使われているわけです。
個人的な考えですが、「値引きする会社は信用できない」くらいのスタンスで良いと思っています。
「価格」で選んでいないか、たしかめる方法
・わたしがお金持ちだとしても、この家を選ぶか?
・他メーカーより高くても、この家を選ぶか?
・値引きがなくても、この家を選ぶか?
・もし「タダでいいから一生住みなさい」と言われたとしたら、他の家よりこの家を迷わず選ぶか?
(参考文献:人生を思い通りに操る 片づけの心理法則/メンタリストDaiGo著/学研プラス)
この問いかけは、心理学的に「自分が本当に必要としているものを選びぬくため」の質問です。
迷ったときは夫婦で問いかけあってみてくださいね。
ハウスメーカー選びは、「価格」ではなく「価値」で
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