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もしもの大地震!逃げるべき家かわかる、たった2つの質問 では、いざ大地震がおきたときに、そこから逃げるべき家についてお話ししました。
もし、あなたのお家が
「木造2階建」かつ「西暦2000年以前に建てられた」
のなら、大地震時には、たおれてしまうかもしれません。
なぜなのか。
この記事ではその理由をお話しします。
この記事を読むことで…
☑︎あなたと家族の命を守るための、正しい判断材料をえられる。
☑︎「まだ大丈夫なはず…」から「念のために避難を…」となり、逃げおくれる可能性がひくくなる。
参考文献
「2000年以前にたてられた、木造2階建の家」から逃げるべき2つの理由
①古い耐震基準で建てられているから
お家を建てるときに、必ず守るべきこと。
それが、「建築基準法」という法律です。
これは、安全なお家にするための、ガイドラインだと思ってください。
このガイドラインは、更新されていきます。
大地震がおきる
↓
たくさんお家がたおれる
↓
国「今までの耐震は甘かったんだ…今回の地震に耐えられるように、家をつくりましょう!」
↓
法律が厳しくなる
のような流れで、バージョンアップがくりかえされてきました。
もうお気づきでしょう?
耐震の最新バージョンアップが、2000年の5月です。
つまり、西暦2000年より前にたてたお家は、古い耐震基準で建てられているからです。
西暦2000年5月以前の木造2階建は、耐震性能が古い。そのため、大地震をうけると倒壊する危険がある。
②2000年以前に建てられた家は、約38%以上が倒壊すると予測されている
「もし、熊本級の大地震(震度7)がおきたら、お家はどうなるんだろう?建てられた年代別に予測してみよう!」
というグラフがあります。
その中で、
1990-2001年に建てられたお家は、38%倒壊する。
と予測がされています。
古くなればなるほど、倒れる%はUPします。
1981年より前なら、90%以上が倒れるだろうといわれています。
(参考:「南海トラフ巨大地震等による東京都の被害想定」)
「運が悪かったね」ですまない確率ではないでしょうか。
2000年5月以前の木造2階建は、震度7の地震をうけると、38%以上たおれてしまう可能性がある。
日本の耐震性能はまだ研究段階
「2000年5月以降に建てられたから」
「平屋だから」
「木造じゃないから」
といって、安心は禁物です。
・築9年のあたらしいお家
・鉄骨のお家
・法律の1.25倍強い耐震等級2のお家
熊本地震では、倒れています。
また、2000年以降のお家でも、震度7では、21%は倒壊するだろうといわれています。
「かならず大丈夫」とは、やはり言えないでしょう。
不安を感じるあなたへ
「うちは大地震がきたらおわりなんだ…」
なんて、不安に思ってしまった方もいるかもしれません。
ですがわたしは、不安をあおりたいわけではありません。
あなたのお家の事実をしって、いざというときに、命を守るための行動をとってほしい。
その想いだけです。
そして、大切な人にお話ししてあげてください。
友達に。
一緒にこどもたちを守る夫に。
遠くはなれた場所で暮らす、わが子に。両親に。
熊本地震では、木造2階建アパートに住む学生3人が、倒壊にまきこまれて、亡くなっています。
もし、知っていたら助かったかもしれない…
伝え続ければ、広がると信じて。
もちろん、伝えるかどうかは、あなたの自由ですよ。