マイホームDIYのやり方

「重いもの」を乗せる棚をDIYするには?構造のプロが教える!棚板の厚み、棚受けの数の決め方

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本や食器を乗せる棚をDIYしたい!でも壊れちゃうかも…どうやれば強く作れるの?棚受けの数や間隔はどう決めるの?注意点やコツが知りたい!

こんな疑問におこたえします。

この記事を読むと

・乗せる物にあわせて、棚板の厚み、棚受けの個数と間隔が計算できるようになる
・しっかり強度のある棚を安全にDIYできるようになる

私は、自分の家を構造計算した設計士です。

そして、食器をたくさん乗せる棚を、新築にDIYしました。

ちなみに、3年目の今でも、棚はたわむことも、壊れることもなく、活躍してくれてます♪

この記事では、重いものを乗せる棚をDIYするときに、安全に強く作るための計算方法、注意点をお話します!

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「重いもの」を乗せる棚を、DIYで強く作る方法①

「重いもの」を乗せる棚は、下地にビスでとりつけよう!

まず一番大事なのが、棚を「下地」に「ビス」でとりつけることです!
下地って?

下地とは、壁の中にある、柱などの木のことです。


引用:DIY Howto Library

とめ方は、ネジ、釘、ビスなどありますが、必ずビス(コーススレッド)を使いましょう

ビス(コーススレッド)を下地に打ち込めば、かなり強い棚ができます。


「重いもの」用の棚を取りつける、下地の探し方

壁の中の下地なんて、どうやってみつけるの?
下地センサーが確実です


↓図面から下地を見つける方法もあります
下地 図面 見方
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「重いもの」を乗せる棚を、DIYで強く作る方法②

「重いもの」を乗せる棚は、棚受けの間隔と棚板の厚みに注意しよう!

棚受けの間隔があきすぎていたり、棚板がうすすぎると、壊れやすくなります
棚受けの間隔と、棚板の厚みはどうやって決めるの?
計算しましょう!

「乗せる物」の重さにあわせて、棚受けの間隔と棚板の厚みを決めることで、強い棚ができます。

決めるためには、計算が必要です。

えぇー…計算ってホントにいる?

もし、ずーっと使いたい棚、大事なものを乗せる棚であれば、計算は必須です。

じつは、作ったときは大丈夫に見えても、時間がたつと、どんどん棚板が重さでたわんだり、棚受けが外れていきます。

逆に、1年ほどしか使わない、壊れてもいい、落ちても人にあたらない棚であれば、計算せずともOK!


「重いもの」用の棚をDIY!棚受けの間隔と棚板の厚みの計算方法

計算なんてむずかしそう…
大丈夫、簡単です♪

なんと、小学生レベルの計算で、棚受けの間隔や、棚板の必要な厚みがだせます

計算方法①:イメージをざっくりかく

まず、↑のように、ざっくりとイメージをかきましょう。

・棚うけの間隔
・板の厚み
・板の奥行き

を、仮でいいので、決めてください。

どう描いていいかわからないなら、↓を参考にどうぞ!
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計算方法②:乗せる物の重さを計算する

まず、

・棚に乗せたい物をリストアップ

します。つぎに、

・各物の重さを測る(or調べる)
・乗せる物の重さを合計

しましょう。こまかく考えなくてもいいです。

たとえば、食器なら、一番重いであろうどんぶりで計算すればOK!本も、文庫ではなく、厚めの本で考えれば、まちがいありません。

コツは、「重めにみつもること」です。

 

計算方法③:計算ツールにあてはめてみる

(出典:DIY・建材施工用 自動計算ツール

↑のサイトにいくと、板の厚み、幅、長さを入力するところがあります。

①で仮にきめた、「棚板の幅、厚み、長さ」をいれてみましょう。

すると、下に耐荷重がでてきます。

これは、板の上にのせても、大丈夫であろう重さです。

(安全性をかんがえて、小さいほうの数をみてください。↑の場合は、20kgまで)

 

計算方法④:確認する

③で出した「耐荷重」と、②で出した「乗せる物の重さ」をくらべます。

③で出した「耐荷重」>②で出した「乗せる物の重さ」 ならばOK!

①に仮できめた、棚うけの間隔、板の奥行き、厚みでつくっても大丈夫です。

 

(計算方法⑤:再設計する)

もし、③で出した「耐荷重」<②で出した「乗せる物の重さ」ならば、①で仮に決めた棚板の厚み、棚受けの間隔では壊れてしまいます。

そうなった場合、

・板の厚みをUPさせる
・棚受けをふやして、間隔をせばめる

必要があります。再度③のツールに数字を入れて再計算しましょう。

たとえば、20mmの板厚→25mmにして、再度入力。

これでもNGなら、棚受けを1つふやして、300mm間隔にする、というようにです。

③の「耐荷重」>②で出した「乗せる物の重さ」 になるまで、微調整をしましょう。

↓棚のDIY方法はこちら
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計算通りの間隔で棚受けをつけると、下地の位置とずれる場合の対策

↑のやり方で棚受けの間隔を決めたんだけど、カベの中の柱(下地)の位置とずれちゃう…

こんな場合は、まず「下地に棚受けを打つ」のが最優先です。

そして次に、「下地に棚受けを打った場合の、棚受けの間隔」を確認します。

その間隔が、計算で出した棚受けの間隔より、狭ければ問題ありません。

下地にあわせて棚受けつけると、計算より間隔があきすぎちゃう…

このような場合は、計算で出した間隔をクリアするよう、下地にとりつける棚受けと棚受けの間に、棚受けを増やしましょう。

つまり、「下地に打たない棚受け」を追加するということです。

え、下地に打たなくても大丈夫なの?
もちろん、理想は「すべて下地にとりつける」です

ですが、カベの中に下地を追加するのって、かなり大変ですよね。

なので、石膏ボードに、「石膏ボードビス」を打って、強度をだします

石膏ボードって?
壁紙の下にかくれてる石膏でできた板です

石膏ボードに普通のビスを打つだけでは、強度がでません。

モロモロっと崩れちゃいます。

ですが、石膏ボード専用のビスを使うことで、下地に打つほどでないにしろ、強度が出せます


「重いもの」を乗せる棚を、DIYで強く作る方法③

「重いもの」用の棚DIYでは、耐荷重のある棚受けを使おう!

耐荷重って?
耐えられる重さです

じつは、100均やホームセンターに売っている棚受けは、耐荷重が小さいんです。

つまり、「軽いもの」を乗せる用なんですよね。

「乗せる物の重さ」を上回る、耐荷重の棚受けをえらびましょう

「重いもの」用の棚DIYでは、棚板の「60%以上の長さ」の棚受けを使おう!

↑は棚うけを横からみたようすです。

「棚受けの大きさ」は、棚板100%に対し、60%以上あると安心です。

そして、棚受けは、「長い方」と「短い方」があります。

この、「短い方」が、棚板の60%以上の長さのものを選ぶとまちがいなしです!

つまり、いくら耐荷重をクリアしていても、板に対して棚受けが小さすぎると壊れてしまう、ということです。


「重いもの」用の棚DIYで、オススメの棚受け

重いものを乗せるための、オススメの棚うけをご紹介します♪

耐荷重100kg

 

耐荷重80kg(折りたたみ式)

 

耐荷重80kg(アイアン調・オシャレ)

耐荷重70kg(シンプル・スッキリ)

 

耐荷重50kg(アンティーク・オシャレ)

耐荷重30kg(シンプル)

 

「重いもの」を乗せる棚を、DIYで強く作る方法④

「重いもの」用の棚DIYでは、作るときに一工夫しよう!

ビスの打ち方や、棚受けの向きで、強い棚をつくれます!

計算をして、強い棚受けを用意したら、あとは「強く作る」だけ。

作るときの一工夫で、ガラッと強くなります♪

↑は棚うけを横からみたようすです。

取りつけるときの注意点は

・棚受けの「長い方」をカベ側、「短い方」を棚板にする
・ビスを使用する(付属のものより、ホームセンターの「コースレッド(通称ビス)」がオススメ)
・ビスは、棚板に近い方に、35mm以上の長いものを使う

です。少しの工夫で、全然強度がかわってきます!

じつは、棚受けは「重力にだけ耐えられればOK!」と思われがちですが、意外と、重力以外にも力がかかっています。

それが、「曲げ」と「引き抜き」力。

といっても、あまり詳しく話すとマニアックになっちゃうので…

何が言いたいかというと、「色んな力に耐えるために、上記3つのポイントを意識して作ってね」ということです!


 

コーススレッド(ビス)を選ぶときは、「棚受けのビス用の穴に通る太さか」「ビスの頭は穴を通り抜けない大きさか」の2つに注意してくださいね。


「重いもの」用の棚をDIYするときの注意点4つまとめ

本や食器など、重いものを乗せる棚をDIYするときは

・棚受けは下地に打ちつける
・必要な「棚受けの個数」「間隔」「棚板の厚み」を計算する
・耐荷重のある棚受けを使う
・強度が出るように作る

の4つを意識しましょう!

シェルフは、コストも時間もかからず、暮らしを素敵にしてくれます。

わが家は、脱衣室とキッチンにつくりました(*´∀`*)

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