メンタル

頭にうかぶ嫌な思考への、具体的対策【実践編①】

前回の  私って性格悪い…?頭にうかぶ嫌な思考の対策【知識編②】では、

・思考や感情は、自分でどうにかできる、という希望を捨てる。
・思考や感情を、否定することをやめる。


この2つがとても大切だとお話ししました。

「感情コントロールをあきらめろってじゃあ心が苦しいのは仕方がないの?一生我慢しなくちゃいけないの?」と思ってしまいそうですが、大丈夫、今より、必ず、よくなります。思考や感情を、コントロールできなくても、です。

消したい感情、思考との、上手な付き合い方を、最新のACT心理学に基づいてご紹介します。

だまされたと思って、ぜひ試してくださいね。

STEP1. 感情と思考を受け入れてみる

ふと、嫌な思考、感情がわいた時。その感情にきづいた時。「ありがとう!」とでむかえてあげてください

心から思わなくても、となえるだけでOKです。

「あの草むらに、敵が潜んでるかもしれない私たちはネガティブな想像力で生き残ってきた生物です。悪く考える癖を身につけることで、ここまで子孫を残してこられました。

なので、ネガティブな想像をしてあたりまえ。

嫌な感情、思考には、「心よ、ありがとう!」と、となえてください

受け入れることに抵抗がある人へ

「いやいや、そんなバカな嫌な感情を受け入れたら、さらに嫌な気持ちになるんじゃないの!?」と不安になるのも無理ありません。

ですが、感情を受け入れることは、今の状況を変えるためのはじめの第一歩

 

ここで勘違いしてほしくないことがあります。

このACT心理療法では、嫌な気持ち、考えが、「なくなる」わけではありません

体がかゆければ、すぐかけるように、体の不快感って、すぐなんとかできるもの。ですが、心には手が届きません。心の不快感は、おさまるまで待つしかないのです。

 

例えば、あなたが地震にあったとき、どんな対応をしますか?

地震がおきている間は、安全なところでじっとして、周りをよく観察。揺れがおさまるのを待ちますよね。

ですが、「地震をとめなきゃ!」と、すっくと立ちあがってあたふたするとどうでしょう大転倒の大怪我祭りです。

 

感情をコントロールしようとするのは、無理に地震をとめようとパニックになり、大怪我しているのと同じようなことです。

感情が乱れたり、嫌な気分になるのは、仕方がないこと。人間の宿命です。

自分の感情の波を受け入れて、じっと観察。自然とおさまるのを待つ。これが、ACT心理療法の基本なのです

気づくことが、はじめの第一歩

自分が嫌なことを考えている、不快な気持ちになっている。そのことに、ハッと気づくのが、なにより大切です。

気づく練習でオススメなのが、「姿勢を正すこと」良い姿勢で1日をすごすようにしてみてください。

姿勢を正すには、自分が今姿勢が悪いことに気づく必要がありますよね。

はじめは1日1回でOK。慣れれば、どんどん回数が増えますよ。

自分の癖に気付けるようになれば、嫌なことを考えてしまっているとき、ハッとなれるはず。

ぜひ試してみてくださいね。

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