こんにちは、建築士ママのSaChiです。
最近、「もっと快適な家、つくれないかな〜」と、いろいろ本を読みあさっております。
その中で、「おっ!これはいいぞ!」と思ったもの。
今回は、
「病気にならない家」6つのルール からだの不調の原因はあなたの家にある/上郡清政 著 /ベストセラーズ
をご紹介します。
・何を学べるのか?
・誰に、どれくらいオススメか?
・難易度は?
など、主観と感想をお伝えしていきます。
もし
「この本買おうかな〜」
「役に立ちそうかな?」
と検討中のあなた。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ご紹介する本
「病気にならない家6つのルール」を読んでみた
「「住まい」と「健康」ってどう関係あるの?」
「お客さんのために、設計で気をつけること、あるかな?」
「今の家、「不健康」になる家ではないかな?もしそうなら、工夫できることはないかな?」
この3つを学ぶために、読んでみたところ。
それ以上の学びがえられてよかったです。
建築知識がなくても、よめるくらいの優しいハードル。
それでいて、プロ側にも役立つ知識がありました。
読んでどうなった?よかったところは?
読んですごくよかったです!
「自分にとって新しい情報」が80%ある本は、「自分にとって良い本」だといわれています。
(出典:超読書術/メンタリストDaiGo著)
この本は、75〜80%は新情報でした…!
特によかったことが3つあります。
・住まいと健康の関係を、体のメカニズムもまじえて話してくれていたので、とても理解がふかまった。
・「今の家で、より健康にすむためのコツ」がかいていたので、実生活ですぐためせた。
・「健康でいられる家は、どのような家なのか」が紹介されていたので、設計士として、よりよい家の提案の仕方がわかった。
読みやすさ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
・2-3ページごとに章でくぎられている。
・フォントが大きめ。
・建築の知識がなくてもサラッとよめる。
・6つのテーマがあるので、必要なところをひろい読みしやすい。
2時間ほどで読めました。
ですが、内容が良かったので、その後3回は読みなおしています。
立場別!オススメ度と理由
⭐️=読まなくてもいい
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️=超オススメ
40代〜のプロ建築士 ⭐️⭐️⭐️
この本の内容を、この道25年の設計士に話してみました。
なんと、「え、そーだったの!?」という反応もありました。
どうやら、ベテランでも新しい視点があるようです。
ただ、「プロとしてあたりまえのこと」を「初心者向けにわかりやすく」書いているところもあります。
もし、「健康と住まいの関係性」が結びつかないのなら、新しい発見があるでしょう。
20代〜30代のアマチュア建築士 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「健康に暮らせる家」は、どのような家か、がわかります。
ちなみに、「どうつくるか」は、のっていません。
ですが、「よりよい家を考えるための基礎知識」になってくれます。
建築の知識がちょっとあると、とても読みやすいと感じました。
私は仕事で、「もっといい家をつくろう!」というプロジェクトのメンバーなのですが、
この本からもらった知識のおかげで、発言力と説得力がUPしましたよ。
同じ立場の方には、もちろん。
建築学生さんにも、ぜひオススメしたい一冊です。
新築検討中の夫婦 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「ながく健康に生きるために、どんな家をもとめるべきなのか」がわかります。
この本を読むことで、
「あれ、アパートと住み心地変わらない…失敗した…」
なんていう、家は建てなくてすむでしょう。
ハウスメーカー選びって、やれデザイン、価格、土地…と表面に目がいきがちになってしまいます。
そこに、「はっ!そうだ…家にはこの要素が大事だったよね」と気づかせてくれる一冊です。
「よい家を建てるために、ハウスメーカーのどこを見るべきか」もきちんと書いてくれています。
子育てママ ⭐️⭐️⭐️⭐️
子供が健やかに育つために、生活のなかで、注意するべきポイントがかかれています。
とくに、喘息やアレルギーなど。
子供は大人よりさきに症状がでてしまいます。
なってしまってからでは遅いので、
早めの対策をするためにも、子育てママにはぜひ読んでほしい一冊です。
ただ、「生活の中で気をつけること」の割合は2〜3割ほどのボリュームです。
年々不調を感じる方 ⭐️⭐️⭐️⭐️
健康には気をつかってる。でもあまり調子がよくない。
そんな方には、目からウロコでしょう。
「まさか、家のせいで不調だったとは…!」
と感動できるところが、きっとあります。
そして、日常生活で、どう改善すればいいかも、書かれているので、すぐ行動にうつせるでしょう。
ただ、「アパートにすでに住んでる人」よりも「これから新しいところに住む人」に向けられている割合が多いように感じます。
といっても、「体調を改善するための考え方」が身につくので、今後の応用のためにもオススメします。
まとめ
わたしが「病気にならない家6つのルール」をぜひすすめたいのは、
「快適な新築をたてたい、失敗したくない!」というご夫婦。
「より良い家を提案できるようになりたい!」という建築士。
「家族みんな、健やかにすごしたい!」というママ。
「ちょっとでも体調改善できれば…!」という方。
気になる方は、読んでみてはいかがでしょうか?
もちろん、読むかどうかは、あなたの自由ですよ。